スタッフ日記

スタッフがさまざまなテーマでクルマに関する情報をお伝えします。

MベンツSL350 ポテンザS001交換&アライメント

2013年9月13日

こんにちは。

生誕35周年を記念して お休みをいただいておりました。

アラフォーワールドへ足を踏み入れてしまった小林です。

メルセデスベンツSL(R230)のタイヤ交換&アライメント調整を実施しました。

リアタイヤがタイヤの内側が偏摩耗によりバースト。

ちょうど駐車場に入庫した際に、一気にエア漏れして発覚。

大事に至らなくてホント良かったです。

そこで、リアタイヤ2本交換となりますが、

偏摩耗からの交換となったのでアライメントも必須(^O^)/

タイヤ交換後に「オペ室」へ移動です。(アライメントピットの事です。。)

R230型のベンツSLは 

基本調整箇所は、フロント「トー」2ヵ所、リア「トー」2ヵ所、

計4ヵ所の調整のみです。

ですが、普通の車両とは調整方法が異なります。

フロントは良く見かけるネジの伸縮(ターンバックルジョイント)で調整ですが、

リアは、偏芯カムを使ってスライドさせてトー調整をするタイプで、

パッと見ると、「調整機構ナシ!! フロント2ヵ所です!」

と言いたくなりそうですけども、ちゃーんと調整できるのです。(・。・)

でも、調整を行うまでにはいろいろなモノを外してズラします。

左右の調整機構はマフラーパイプに隠れてしまっているので、

マフラーパイプの吊りゴムを落として、センタードームの補強バーを外して

マフラーにゆとりを持たせます、無理くり作業すると危険ですからね。

遠回りでも確実に。(・。・)

ちなみに、W211、W219なんかも同じ構造。

そしてそれらの「AMGバージョン」だと、

空間がもっと狭いので多少違ったことをしますが、今回は割愛します。

データを測ってみたところ、

リアトーが「右へならえ状態」でフロントが「強烈なトーイン」

なおかつ「ハンドルセンターズレ」が起きていました。

スプリングでローダウンされた車両でして、

全体的にキャンバ―も大きく寝ています(ネガティブ大)。

キャンバ―摩耗も打ち消す意味でも

リアもフロントもトーインを基準値内でやや強くセットして、試乗で完了。

お客様にご説明をしましてオペ終了!(/ロ゜)/

ありがとうございました!

画像1 R230 SL ホイールのAMGスタイリングVが個人的に好きです。

画像2 リアのトーの調整機構 下から覗いてみた画像です。

画像3 やっぱりS001ですよ。サイズは285/35R18。

担当者:kobayashi