MベンツSL350 ポテンザS001交換&アライメント
こんにちは。
生誕35周年を記念して お休みをいただいておりました。
アラフォーワールドへ足を踏み入れてしまった小林です。
メルセデスベンツSL(R230)のタイヤ交換&アライメント調整を実施しました。
リアタイヤがタイヤの内側が偏摩耗によりバースト。
ちょうど駐車場に入庫した際に、一気にエア漏れして発覚。
大事に至らなくてホント良かったです。
そこで、リアタイヤ2本交換となりますが、
偏摩耗からの交換となったのでアライメントも必須(^O^)/
タイヤ交換後に「オペ室」へ移動です。(アライメントピットの事です。。)
R230型のベンツSLは
基本調整箇所は、フロント「トー」2ヵ所、リア「トー」2ヵ所、
計4ヵ所の調整のみです。
ですが、普通の車両とは調整方法が異なります。
フロントは良く見かけるネジの伸縮(ターンバックルジョイント)で調整ですが、
リアは、偏芯カムを使ってスライドさせてトー調整をするタイプで、
パッと見ると、「調整機構ナシ!! フロント2ヵ所です!」
と言いたくなりそうですけども、ちゃーんと調整できるのです。(・。・)
でも、調整を行うまでにはいろいろなモノを外してズラします。
左右の調整機構はマフラーパイプに隠れてしまっているので、
マフラーパイプの吊りゴムを落として、センタードームの補強バーを外して
マフラーにゆとりを持たせます、無理くり作業すると危険ですからね。
遠回りでも確実に。(・。・)
ちなみに、W211、W219なんかも同じ構造。
そしてそれらの「AMGバージョン」だと、
空間がもっと狭いので多少違ったことをしますが、今回は割愛します。
データを測ってみたところ、
リアトーが「右へならえ状態」でフロントが「強烈なトーイン」
なおかつ「ハンドルセンターズレ」が起きていました。
スプリングでローダウンされた車両でして、
全体的にキャンバ―も大きく寝ています(ネガティブ大)。
キャンバ―摩耗も打ち消す意味でも
リアもフロントもトーインを基準値内でやや強くセットして、試乗で完了。
お客様にご説明をしましてオペ終了!(/ロ゜)/
ありがとうございました!
画像1 R230 SL ホイールのAMGスタイリングVが個人的に好きです。
画像2 リアのトーの調整機構 下から覗いてみた画像です。
画像3 やっぱりS001ですよ。サイズは285/35R18。
担当者:kobayashi