サービス事例 / 2014年5月24日

当社で手がけた技術サービス事例をご紹介します。

K12マーチ

2014年5月24日

3代目 K12マーチ(2002年 - 2010年)

DANDY家の愛車K12マーチ。

D社からBSのエコタイヤへの交換。ありがとうございます。アライメント、TPMS(タイヤ空気圧監視モニター)も付けてリフレッシュしちゃいましたね(^_^)/

純正の165/70R14のスチールホイールから175/60R15のアルミホイールへインチアップです。

アルミホイールは初代ノート(E11型)を純正流用。

K12マーチのハブはフロント33mm、リヤ22mmで少しハブ高ですがこれらの条件もクリア。

かつてK11マーチはリヤのハブが高く、ホイールを販売したら、リヤだけセンターキャップが付かない。という現象が多発したものです。

純正流用は見る人が見ると分かります。純正ルックを崩さないでできる、さり気ないオシャレです。

よく180系クラウンの覆面パトカーが120系マークXの鉄チン用ホイールキャップを付けていますが、あれはコストの問題でしょうか?

我々日頃からタイヤホイールを扱っていると、設定のない組み合わせの足回りには「ピン」ときます。マニアック度がさらに上がっていく訳です。

マーチはかつて、トヨタ・スターレットと日本のスモールカー市場の人気を二分していました。日欧両市場での販売を視野に入れており、欧州などいくつかの地域では「マイクラ」(Micra)名で販売されています。

扱いやすいコンパクトなボディに大人4人が快適に移動できるキャビンを持つ、合理的なパッケージングが特長であり、専門家の評価も高い。特に2代目・K11型は、日欧でカー・オブ・ザ・イヤーを同時受賞するなど、高い評価を受けました。

また、日本車としては珍しく、フルモデルチェンジのスパンがかなり長いのも特徴の一つ。ライバルのヴィッツとともにワンメイクレースが行われるなど、手軽なモータースポーツへの登竜門としての一面も持ちます。

2016年に発表予定の次期モデルでは欧州向け左ハンドル仕様車をルノーの欧州域内の工場で生産することが発表されています。

技術面ではルノーと共同開発した「アライアンス・Bプラットフォーム」が初めて採用されました。日本仕様車では新開発の1.0/1.2/1.4LのCR型エンジンを搭載、5速MT/4速ATを組み合わせ。

欧州では1.6Lモデルも存在。駆動方式はFFに加え、電動式四駆「e-4WD」も用意されました。尚、e-4WDに用いられる後輪用モーターは日立製作所の業務用洗濯機のものを流用していて、後にマツダのデミオとベリーサのe-4WDにも供給されました。

【車名の由来】

「マーチ」 (MARCH) は、英語で「行進曲」「行進」「3月」の意。サニーも同じように一般公募で命名されました。しかし、商標登録上の問題はないとはいえ、当時最大のレーシングカーメーカーだったマーチの名を車名に使うことには批判があったとか…。

そのためもあってか欧州ではマーチの名は用いず、「Micra」(マイクラ)の車名で販売されています。これは英語でごく小さな長さの単位であるMicron(ミクロン)の複数形。

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