スタッフ日記

スタッフがさまざまなテーマでクルマに関する情報をお伝えします。

エンジンオイル フラッシング

2013年6月24日

こんにちは 小林です。

今日のPIT作業 「オイル交換」が多く。

そのうちの1台の車両がエンジンオイルが極度に汚れておりました。

オイルレベルゲージにもカーボンやら、スラッジやら なんやらが固着しており、

オイルフィラーキャップ(エンジンオイル注入口のキャップ)のうらにも

オイルで湿ったカーボンやスラッジ的な物体が

こびり付いてしまっています。。。

こうなれば、エンジン内部も汚れが沢山あることでしょうね。

そのまま、オイル交換しても、すぐに汚れが浮遊し、新しいエンジンオイルで汚れが溶かされて、エンジンオイルがすぐに汚れて本来の性能を発揮できなくなってしまいます。

MOTTAINAI

もったいないです。

そこで、フラッシングですね。

エンジンオイル抜いて 代わりに 

このフラッシングオイルをエンジンを掛けられる量入れます。

そしてエンジンを掛けてしばらく回します。

専用の機械で洗浄するフラッシングもありますが

機械に比べたら洗浄力は、正直申し上げて、、劣ります。

しかし、思った以上に汚れは剥がれ落ちます。

機械洗浄=人工透析

フラッシングオイル=うがい

細かく言えば違うのですが、ニュアンス的にはそのようなイメージでOKだと思います。

フラッシングオイルは 「お口クチュクチュ モ〇〇ミン」ってところでしょうか。

三枚目の画像はオイルパンにバキュームを差し込んで抜き取ったオイルですが

「カタマリ感」のある物体が取れているのが確認できますでしょうか?

これがエンジンオイル内部にあったわけですから。。

これもやって良かった。の瞬間ですね。

100%合成油を適正交換距離で換えていらっしゃる方はさほど必要ではありませんが、

都心の通勤で渋滞走行が頻繁にある方

エンジンをかけたまま、停止時間が長い方

エンジンオイル交換のサイクルが長ーくなってしまった方

オイル交換の際には「フラッシング」も是非検討ください。

走り出しの車の進み方が軽くなったりします。

なにしろ、エンジンには良い作業ですから

きっと やって良かった。と感じてもらえるはずです。

担当者:kobayashi