BMW 135ⅰ アライメント編
続き
BMW 135i クーペ E82
調整可能箇所
フロント トー
リア トー
リア キャンバー
BMWではお馴染みの調整箇所たちです。
BMW 135ⅰは小さなボディに
直列6気筒3000ccツインターボエンジンを搭載したリア駆動の車両です。
私はこの手のクルマグッときちゃう方でして、、アウディのA3 3.2クアトロとか、ゴルフR32 などの、ドでかいエンジンの小さな車が好物です。
それはさておき、
試乗では、多少のハンドルのセンターのズレが見受けられ
ハンドル操作時左右の操作感に差があります。
また、挙動が安定しない、、微妙になんとなくですが不安定。
偏摩耗が酷かったので、おおかたの予想はできていましたが
測定すると、、
フロントトー= 左右ともに過剰なトーイン過多 基準値超える トータルトー6mm
リアトー = 左右バラバラ -1.7mm マイナス0.2mm
リアキャンバ― = 左 -1°50′ 右-1°41′ まあまあいい感じ。
つまり問題はトー値
フロントは 超ウチマタ君 で
リアは 気を付け!から片足を出した〝休めの状態〟
フロントの外側だけの異常摩耗も リアの内側だけの異常摩耗も納得。
そして、リアトーが がに股でリア不安定になり走安性にイタズラしていたのでした。
BMWで行うセッティングで一度試乗しますと、どうも気に入らない。
良くなっているのだけれど、もうちょっとイジりたいな的な感情スイッチON!!
お客様とのお約束の時間にはまだ間に合うので再調整ヒウィゴッ!
再調整は前後のトーの値を見直しました。
(この個体に関しては)傾向的にはクルマの鼻先を軽く軽快にするように働きかけちゃダメだったようだ。 (自身の備忘録的になってしまった?)
2回目の試乗はイイ感じ!この瞬間が心地よいのですよね。試乗を終えたら、お客様がお戻りになられたタイミングでした。
セーフ!?
またまた、やりがいのあるアライメント調整でした☆
担当者:チリチリ kobayashi