NSX R入庫。

NSX R…新車もさることながら、驚くべきはその中古車の価格ですよね。

完全なプレミアムプライスで、新車とほとんど変わらないのとか結構見かけたりします。

こちらのオーナー様は昔からのパドックの常連様で、現在もポルシェ・アウディS8・etc他にも数台さわらせていただいております。

NSXは街乗りもしますが、サーキット走行比も高く、ハード使用でもう何回もタイヤ交換していただいておりますが…。

NSXといえば、ポルシェオーナーがN3やN4といったポルシェ認定タイヤを好んで選ばれるのと同じで、ブリヂストンであれば「ポテンザRE070」指定が多いです。

このRE070は触ってみればわかるのですが、ケース剛性がかなり高いだけでなく、インサイドとアウトサイドで（どちらもとてもかたいのですが）そのコシが違う。

タイヤのサイド部は車でいうとサス＆ショックにあたるところですが、NSXの開発にはRE070のような専用タイヤが使われています。

ある意味「RE070」のような特徴の強いタイヤは車の挙動に与える影響もとても高く、メーカーの足回りやブレーキとの相性、バランスが一番取れているということですね！

で…

NSXのチューニングSHOPさんなんかは知っていると思うのですが、

このポテンザRE070実はチョイチョイ仕様が変わっています。

パターンは変わっていないようなのですが、私（金坂）が調べただけでも、おそらく3回は変わってると思います。

そこで…

新旧ならべてみました。

が…

一体なにが違うのか？ 外観ではわかりません。。

こちらのNSX Rはフロントブレーキを後期型の17インチ仕様に変更しているので、タイヤサイズもフロント215/40R17、リア255/40R17となります。

ホイールはRAYS TE37に変更済みなのですが、サーキットでも街乗りでもこのままの仕様で脱着をしないので、どーしても「あと少し（1ヒート）は使えるのに…」って段階で交換しておりました。

それではタイヤがもったいないってことで…

今回はエンケイのRP-F1を新たに1Set購入していただきました！

これでタイヤを使い切れますね！

当然、パドックではこの後に儀式として「アライメント調整」をするのですが、

今回はNSX Rのフロントトーイン or トーアウト（メーカー基準）どっちが良いの？？

って命題で、オーナー様のご協力のもと、数回にわけて今後検証していきます！

また、新旧RE070についても「なにか体感レベルの違い」を検証できれば今後、随時日記ページにUPしていきますの、NSXオーナーの皆さま、ご期待ください！

画像1　NSXRとポテンザRE070。

画像2　RP-F1とTE37（TEはリア9.5Jが現在は廃盤です）

画像3　RE070 新旧トレッド。

今日は金坂でした。

それではまたッ！