キャデラックXLR
キャデラックXLR。レア車です。
日本にはあまり導入されていないレア車です。
2013年7月24日の技術・サービス紹介で掲載したメルセデスベンツSクラス(W221)からの乗り
換えです。
「メジャーなSクラスは皆が乗っていてすぐに飽きた」とのこと。
1年ちょっとで乗り換えてしまったS氏。他の人が乗っていないレア車ほど魅力的で惹かれると
か・・・・。
タイヤ館勤務時代にはインプレッサに20インチ装着。そして、
⇒メルセデスベンツCLS(W219)の特別限定車。
⇒メルセデスベンツSクラス(W221)
⇒キャデラックXLR
現在ホイールメーカー勤務のS氏。杉並を代表するアーティスト「DJ☆GO」氏がプロデュースす
る鍛造アルミホイール製作を請け負うS氏。
今回は自分が製作したホイールの取り付けです。そして締めのアライメント。
レア車ゆえに、ナビの取り付けキットも特殊でカナダからの取り寄せです。
タイヤサイズは245/40R20・275/35R20。
コルベットC5とまったく同じプラットフォームのXLR。キャデラックもC5同様、スプリングが全
くありません。あるのは板バネのリーフスプリング。特殊な足回りです。
そしてアライメントはフル調整の10箇所調整。
フロント トゥ・キャンバー・キャスター。
リヤ トゥ・キャンバーです。
キャデラック・XLRは、ゼネラルモーターズ(GM)がキャデラックブランドで販売していたクーペ
カブリオレ型の高級車。
アランテ以来となる2シーターのロードスターであり、以前はキャデラックのフラッグシップを
担っていましたが、2008年秋に発生したリーマンショックの影響により、販売台数が激減。
その後、経営破綻したGMの再建を図るTAME の合理化策により2009年春をもって生産が終了
し、在庫販売のみ行なわれていましたが、2010年に在庫販売が終了した事によりキャデラック
としてのロードスターモデルは姿を消しました。
XLRは1999年の北米国際オートショーで発表されたコンセプトカー「エボーク」を発展させる形
で制作され、2003年の北米国際オートショーにて量産型が発表されました。
6代目シボレー・コルベットと同じGM・Yプラットフォームを使用しますが、エンジンはコル
ベット用のOHVエンジンではなく、STSやSRXと同じノーススター 4.6L V型8気筒 DOHCエンジ
ン。最高出力324ps/6400rpm、最大トルク42.8kgm/4400rpmを発生するこのエンジンは、も
ともとFF車用に開発されたノーススターエンジンをFR車用に改良したもので、吸気側に可変バ
ルブ機構を備える。
トランスミッションは5速ATのみで、シフトゲートパターンは右ハンドル用に作られています。
MTは設定されていません。駆動方式はFR。
屋根には電動式のアルミニウム製メタルトップを採用し、開放的なオープンドライブと静粛性が
保たれるクーペでの走行を両立できるボディスタイルになっています。
また、インテリアにはセンターコンソールに関して運転席と助手席のデザインが対称となるデュ
アルコックピットを採用し、メーター周りとキーリモコンのデザインはイタリアのファッション
ブランドブルガリが担当。スピードメーターの外側に「BVLGARI」のロゴが刻まれています。
2004年3月、日本での販売を開始。価格は1150万円で、左ハンドル仕様。当初は右ハンドル仕
様も開発される予定でしたが、GMの経営悪化に伴い開発が中止となりました。
純正のタイヤサイズは235/50R18。もしくは235/45R19。