サービス事例 / 2014年11月18日

当社で手がけた技術サービス事例をご紹介します。

キャデラックXLR

2014年11月18日

キャデラックXLR。レア車です。

日本にはあまり導入されていないレア車です。

2013年7月24日の技術・サービス紹介で掲載したメルセデスベンツSクラス(W221)からの乗り

換えです。

「メジャーなSクラスは皆が乗っていてすぐに飽きた」とのこと。

1年ちょっとで乗り換えてしまったS氏。他の人が乗っていないレア車ほど魅力的で惹かれると

か・・・・。

タイヤ館勤務時代にはインプレッサに20インチ装着。そして、

⇒メルセデスベンツCLS(W219)の特別限定車。

⇒メルセデスベンツSクラス(W221)

⇒キャデラックXLR

現在ホイールメーカー勤務のS氏。杉並を代表するアーティスト「DJ☆GO」氏がプロデュースす

る鍛造アルミホイール製作を請け負うS氏。

今回は自分が製作したホイールの取り付けです。そして締めのアライメント。

レア車ゆえに、ナビの取り付けキットも特殊でカナダからの取り寄せです。

タイヤサイズは245/40R20・275/35R20。

コルベットC5とまったく同じプラットフォームのXLR。キャデラックもC5同様、スプリングが全

くありません。あるのは板バネのリーフスプリング。特殊な足回りです。

そしてアライメントはフル調整の10箇所調整。

フロント トゥ・キャンバー・キャスター。

リヤ トゥ・キャンバーです。

キャデラック・XLRは、ゼネラルモーターズ(GM)がキャデラックブランドで販売していたクーペ

カブリオレ型の高級車。

アランテ以来となる2シーターのロードスターであり、以前はキャデラックのフラッグシップを

担っていましたが、2008年秋に発生したリーマンショックの影響により、販売台数が激減。

その後、経営破綻したGMの再建を図るTAME の合理化策により2009年春をもって生産が終了

し、在庫販売のみ行なわれていましたが、2010年に在庫販売が終了した事によりキャデラック

としてのロードスターモデルは姿を消しました。

XLRは1999年の北米国際オートショーで発表されたコンセプトカー「エボーク」を発展させる形

で制作され、2003年の北米国際オートショーにて量産型が発表されました。

6代目シボレー・コルベットと同じGM・Yプラットフォームを使用しますが、エンジンはコル

ベット用のOHVエンジンではなく、STSやSRXと同じノーススター 4.6L V型8気筒 DOHCエンジ

ン。最高出力324ps/6400rpm、最大トルク42.8kgm/4400rpmを発生するこのエンジンは、も

ともとFF車用に開発されたノーススターエンジンをFR車用に改良したもので、吸気側に可変バ

ルブ機構を備える。

トランスミッションは5速ATのみで、シフトゲートパターンは右ハンドル用に作られています。

MTは設定されていません。駆動方式はFR。

屋根には電動式のアルミニウム製メタルトップを採用し、開放的なオープンドライブと静粛性が

保たれるクーペでの走行を両立できるボディスタイルになっています。

また、インテリアにはセンターコンソールに関して運転席と助手席のデザインが対称となるデュ

アルコックピットを採用し、メーター周りとキーリモコンのデザインはイタリアのファッション

ブランドブルガリが担当。スピードメーターの外側に「BVLGARI」のロゴが刻まれています。

2004年3月、日本での販売を開始。価格は1150万円で、左ハンドル仕様。当初は右ハンドル仕

様も開発される予定でしたが、GMの経営悪化に伴い開発が中止となりました。

純正のタイヤサイズは235/50R18。もしくは235/45R19。

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