トヨタ MR-S
トヨタ・MR-S(エムアール-エス)とは、トヨタ自動車が製造・販売していた2シーターの自動車。オープンタイプ(手動ソフトトップ)のスポーツカーで、MR2の後継車である(初代MR2から数えると3代目)。なお、この車種の製造に関してはMR2同様、セントラル自動車(現・トヨタ自動車東日本)が担当していました。
タイヤサイズは前後異形サイズ。
F:185/55R15 R:205/50R15
F:185/55R15 R:215/45R16
グレードによって2種類あります。リヤサイズは、かなりレアサイズ。大体この手のクルマはポテンザ装着になることが多いですが取り寄せ対応になります。
【車名の由来】
「Midship Runabout Sportsopencar」ミッドシップ・ランアバウト(ラナバウト)・スポーツオープンカーの頭文字から創作された造語。
車名は日本国外向けも含めてMR-Sという名前に変更する計画があったが、英語圏ではMrs(ミセス)の意味となり、スポーツカーに相応しくないという理由で、日本国外(欧州・豪州)ではMR2が継続された。
米国向けはオープンカーとなったことを明確にするため、MR2スパイダーとなった。なお日本国内ではスパイダーの商標はダイハツが保有。またフランス向けは初代よりMRの名称として輸出されていた(MR2をフランス語読みすると、merde(糞)に音韻が似ていることから忌避された)。
MTとセミATのシーケンシャルマニュアルトランスミッション(SMT)の2種類があり、初期型は5速、マイナーチェンジ以降は6速となっている。ATの設定はないが、SMTは日本の法律上ではATの扱いであるため、AT限定免許で運転は可能。国産量産車では初めてのSMT搭載車である。