同じメーカー・同じ銘柄・同じサイズでもよく見てみると別物の場合があります。

例えばこのポテンザS001　225/50R17　RFT(ランフラット)のタイヤの場合

●一般市販モデル

●BMW承認モデル

パッと見ラベルだけ違うように見えますが。。。

■タイヤの成型（作るモールド数）が違います。

●こちらは市販モデル

細かい間隔で分割線が入っています。これがモールド数です。またタイヤ表面は綺麗ですね。

●BMW承認モデル

分割線がほとんどなく、ひとつのモールドが大きい間隔です。またタイヤ表面に丸いボツボツがありますね。（これはスピューといって、タイヤを成型する際に余分なゴムを抜く穴から出たゴムを切り取った跡です)

■タイヤ内部の構成

●市販モデル

２レイヨン＋２スチール＋２ナイロン

●BMW承認モデル

２レイヨン＋２スチール＋１ナイロン

生産国も市販モデルは日本。BMW承認モデルはハンガリー(サイズや生産時期によって生産国は異なります)と異なっています。

どちらが良くって、どちらが悪い？そういうことではなく、お車や使用環境にあわせて選択をさせていただければよいかと思います！タイヤ選びの際は、お客様にあわせてご案内させていただきます！

カテゴリ：雑学　

担当者：宮内