VOXY（ZRR80）のタイヤ交換とアライメント調整を施工しました！

 

きっかけは、

後輪のバーストによるレッカー搬入が始まりでした。

 

バースト（破裂）したタイヤを見ると

 

内部のワイヤーが露出する程のタイヤの内減り

 

後輪に装着されているのに内減り…。

 

根本の原因は、おそらくフロントの脚にある

 

とふんで新品のタイヤに組み換えた後、

 

アライメント測定をしたところ…

 

やはり左前タイヤのアライメント不良が原因でした。

 

 

オーナーさんに聞いてみると、

中古車として購入されてまだ2週間程。

納車されて間もないVOXY。

距離にして約5〜600kmしか走行されてないとのこと。

納車後2週間でバーストは悲し過ぎる！

小さなお子様を連れての旅行中に起きたバースト。

幸いご主人の判断が良かった為、事故には繋がらなかったものの、

走行中のタイヤのバーストは大事故に繋がる恐れがあります！

ご家族様に何事も無くて本当に良かった。

 

 

人気の80VOXY

 

フルエアロに車高調でバッチリ

 

ロースタイルを決めてますが、

 

もしかすると、

 

前のオーナーさんがやっていなかったのか、

 

作業をしたショップさんがアライメントの重要性を

 

説明していなかったのか…。

 

相当な期間アライメント不良のまま走行していた模様。

 

後輪はトーションビーム式なので

 

目をつむることが出来るアライメントの状況。

 

やはり問題は前輪にありました！

 

左右のキャンバー角がめちゃくちゃで

 

左前のキャンバー角が基準値を外れ異常なネガティブキャンバー

 

そして

 

フロントタイヤ（左右）のトーが基準値を外れ異常なトーアウト

 

異常なネガティブキャンバーとトーアウトのダブルパンチ

 

そりゃタイヤが耐えられず内減りするわけです。

 

 

 

そんな状況をもみ消すように、

 

ハンドルセンターだけは、ちゃんと合わせてあったのです。

 

そりゃオーナーさんも気付きませんよ！

 

抵抗はあってもクルマは真っ直ぐ進みますから。

 

ハンドルセンターがズレてないからって

 

安心してはいけないことを再認識させてくれた事例ですね！

 

タイヤ交換と合わせてアライメント調整をしっかり

 

施工させて頂きました。

 

 

 

 

 

車高調がBLITZのZZ-Rダンパーでしたので、

 

ブラケット部の長穴を利用したキャンバー調整も

 

可能でした。

 

フロントのキャンバーとトーを調整させて頂きました。

 

内減りの原因を直したので、

 

今度からはもう少し永くタイヤを使って頂けそうです。

 

ご用命頂きありがとうございました！

途中の写真を撮り忘れてしまい文章ばっかりになってすみません。

ノーマル車でももちろん定期的なアライメント調整が必要です。

車高をノーマルに比べて上げたり下げたりするカスタムカーは

もっと頻回なアライメント調整が必要です。

状況やクルマの乗り方によっても変わるので、

タイヤの専門店「タイヤ館」のスタッフにアライメントについて是非ご相談下さい！

優しくお応えしますよ♪