サービス事例

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パンク修理材って

2019年10月31日

タイヤ館一宮バイパス店です。

今日は、車載のパンク修理剤の得意と苦手についてです。

最近のクルマには、スペアタイヤを載せていないモデルが多くなりました。パンクで動けなくなりレッカー車や車両積載車でご来店いただくお客様のほとんどが

「まさかスペアタイヤ積んでないなんて思ってもみなかった」「自動車メーカーが積み忘れたのではないか?」とか、ユニークな方だと「かなり値引きをねばったから、スペアタイヤ分を削られたか?」など車載しているのが当たり前だと思われていた方が大半です。

特に最近の軽自動車やコンパクトカーは規格内の大きさで最大限のスペース有効活用をしています。その中で、スペアタイヤは非常に場所をとります。また重さも・・・大昔と比べ国産タイヤの性能も上がりパンクすることも少なくなり、クルマの一生でスペアタイヤが使われることが減ったこともありスペアタイヤを車載せず、代わりにパンク修理剤を積む車載が多くなりました。

そんなパンク修理剤、得意と苦手があります。

まずは得意〔メリット〕は、ジャッキアップしなくても修理ができます。まずはタイヤに修理剤を入れ、あとはシガレットのソケットから電源をとり電動空気入れでタイヤに空気を入れます。事前に使い方を知って入れば、誰でも簡単!自転車のタイヤに空気を入れるくらいの難易度です。

では苦手〔デメリット〕、この写真をご覧ください。

パンク修理剤は液体の糊のようなものです。その糊が傷口に流れ入って固まることで空気漏れを防ぎます。

ということは、パンク修理できない状態になってしまったタイヤは自走ができないという結果に。

また修理剤を使ったあとは、放置せず速やかにタイヤホイールを内を洗浄しなければなりません。

もし、修理剤を使用しても上手く治らない場合は無理に車両は動かさずレッカーサービスなどを依頼してください。無理に動かすとタイヤだけではなくホイールや車両本体に損傷をあたえてしまう場合もあります。

もしパンク修理剤だけでは不安だという方は、パンクして空気圧がゼロになっても、一定の距離までは走行可能なランフラットタイヤへ切り替えるのも一つの案かもしれませんね。

詳しくはブリヂストンタイヤのメーカーサイトをご覧ください。

http://tire.bridgestone.co.jp/runflat/

当店では、ランフラットタイヤの取り扱いをしております。詳しくはスタッフまでお問い合わせください。