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【SUV専用タイヤ】もうひとつのブリヂストンのSUV専用タイヤブランド「DUELER(デューラー)」について

先日の「ALENZA」の記事に続いて、1980年代からあるブリヂストンのSUV専用タイヤブランド「DUELER(デューラー)」の3種類をご紹介致します。

 

DUELERの誕生

最初は名前をデザートデューラーとしていて、砂漠は少し違うのですが、あらゆる路面での強さ、タイヤの面での強さを求めようということで開発を始めました。80年代の後半になってくると、デザートという名前にとらわれて使い方が限定されてくるということで、多様化してきているクルマに対応するために、デューラーという名前で一本化し商品の幅を広げていこうということになりました。

現在、DUELER(デューラー)ブランドで発売されているタイヤは3種類。

DUELER H/L850
DUELER A/T001
DUELER M/T674

これらのタイヤについてご案内致します。

 

 

DUELER H/L850

H/Lの開発コンセプト

H/Lという商品はハイウェイラグジュアリーという意味です。イメージとしては、マンハッタンの街中を、正装して、SUVで高級レストランや高級シアターに降りる感じです。そのクルマにつくタイヤのイメージということで、H/Lという言葉を作りました。当時、いわゆる4駆の商品の中で、ブリヂストンが初めてハイウェイラグジュアリーというコンセプトを生み出したのですが、結果、アメリカをはじめグローバルで非常にヒットしました。

 

静かさとSUVらしさの両立

4駆で街中を走るとき、そこで要求されるのは静かさです。ただそうは言っても4駆のなかでの静かさですから、パターンもあまり乗用車みたいな形では面白くないので、SUV的な力強いイメージを残しながら静かさを実現することを目指しました。そこが一番苦労した点です。H/Lは、オフも少し走れるけれども、主体はオンロードというタイヤです。

SUV(Sport Utility Vehicle)を名乗るクルマであっても、その特徴はじつにさまざま。本格的な悪路走破性を備えたモデルからタウンユースが似合うコンパクトカーまで幅広い選択肢があります。そんなSUV向けタイヤとして登場したデューラーH/L 850は、オンロード走行向けに開発。優れた快適性と燃費性能を実現することで、SUVと過ごす日常をよりプレミアムにしてくれるタイヤです。


<<コンフォートオンロードタイヤ>>
DUELER H/L 850は優れたコンフォート性能を追求して快適性をさらに高める一方、燃費性能にもこだわり、作られたタイヤです。

デューラーH/L 850は、長短のショルダー溝を最適に配置させることで、音の発生を抑制する「ショート&ナロースロット」を採用。さらに、ラグ溝(横溝)に高い傾斜角度を付けた「ハイアングルラグ」によって接地性を向上し、ブレーキ性能のほかプレミアムSUVにふさわしい静粛性を獲得しました。

各ブロックを横溝に寄り添うかたちに配置した「リブ連結ブロック」によって接地圧を均一化。これはタイヤが転がる際に発生するゆがみを抑制する技術ですが、このエコ形状によって転がり抵抗の低減とブレーキ性能の確保を両立。

タイヤトレッド面の中央から外側にかけてブロックを大きくし、剛性を最適化。この「最適配置ブロック」により、SUVに発生しがちなセンター部分の偏摩耗を抑制しています。

 

DUELER H/L850の詳細(公式ホームページ)はコチラから

 

 

DUELER A/T001

A/Tの開発コンセプト

A/Tのコンセプトは、あらゆる路面でのトラクションとマイレージです。それをベースにして、オンロード性能も加味するために、ブリヂストンの基盤技術であるAQドーナツで格差付けしよう、ということで開発を進めました。

 

こだわりぬいたデザイン

性能面はもちろんですが、実はA/Tに関していちばん力を入れたのは外観です。これは、タイヤが大きいために、クルマにつけた状態だとタイヤが非常に目立つためです。普通の自動車と違ってタイヤがよく見えます。デザインでは、サイドデザインもそうですが、パターンについても気を使いました。デザイングループという、ブリヂストンのタイヤパターンを設計・デザインする部門がありますが、彼らと、販売部門も一緒になって、日本で行ったお客さまへのインタビューをもとにデザインを磨き上げました。デザインと性能の両立ができたのではないか、ということで我われは誇りに思っています。

 

舗装路で求められる快適性とオフロードでの走破性を両立した「DUELER A/T 001」は、低燃費性能やライフ性能にも配慮したSUV/4×4用オールステージタイヤで、トヨタ・ランドクルーザー、ランドクルーザープラド、三菱デリカD:5、スズキ・ジムニー、トヨタFJクルーザーなどにおすすめです。
(※対応車種の詳細についてはブリヂストンタイヤホームページでご確認ください)


「DUELER A/T 001(デューラー エーティーゼロゼロワン)」は、専用の最適配置ブロックおよびコンパウンドを採用することで、オールステージタイヤに求められる「様々な路面での走破性」、「主にオンロードで求められる低燃費性能」、「十分なトラクションを持続的に発揮するための高いライフ性能」を実現しています。

DUELER A/T 001の搭載技術の「専用最適配置ブロック」は、センターとショルダーのブロック幅を見直し、トレッド部の剛性を最適化することによって耐摩耗性能を従来品(「DUELER A/T 694」)対比、11%向上しています。

さらに、段差形状採用によるオフロードでのトラクション性能に配慮した「新3Dバットレス」、ラグ溝(横溝)に高い傾斜をつけブレーキ性能に配慮しつつ静粛性を向上させた「スティープラグ」、角度をつけた主溝を採用し浅雪や泥道における駆動性、直進性、コーナリング性能を確保する「ワインディング&ストレートグルーブ」等の技術を搭載しています。

 

DUELER A/T001の詳細(公式ホームページ)はコチラから

 

 

DUELER M/T674

過酷な状況でも走れるM/Tの開発

最初はオールテレーン(A/T)という商品の開発でした。オールテレーンというのはまさしく、あらゆる路面というか、使用目的に応じて様々な路面を走れるタイヤのイメージです。それから次に、山の中の悪路など、もっと過酷な状況で走れるタイヤということで、マッドテレーン(M/T)を開発していきました。

 

不整地での使用を想定したSUV/4×4用タイヤでオフロードでの走破性を重視しているのがマッド・テレーン・タイヤ(M/T)と呼ばれます。

乗り心地や静粛性などオンロードでの快適さにも配慮しつつ、ハードなマッドステージに対応する走破性を備えた本格オフロードタイヤ、それが「M/T 674」です。

注目は、泥濘地等のオフロードを走行するタイヤに求められる優れたトラクション性能やハンドリング性能、耐摩耗性を追求した3D形状のパタン。この新パタンには、溝に入り込んだ泥を掃き出しやすくし、高いトラクション性能を発揮する「3D主溝」、ひっかかり効果を生む段差形状の採用でトラクション性能の強化を図った「3Dバットレス」、高剛性ブロックによりハンドリング性能・耐摩耗性にも配慮した「3Dラグ」などの技術が盛り込まれています。

 

DUELER M/T674の詳細(公式ホームページ)はコチラから

 

 

タイヤの種類は多くあります。ご自身の所有するクルマのはどんなタイヤが最適なのか…

クルマの性能

ご自身のクルマの使い方(タウンユースメイン?レジャーメイン?)

何を重要視するのか(静かさ?乗り心地?オールシーズン性?オフロード性?)

 

どこに重点を置くかでタイヤ選択は変わっていきます。タイヤ館一宮バイパス店では、みなさまからいろいろお伺いをして最適なタイヤをご提案させていただきます。どうぞ、お気軽にご相談ください。