スタッフ日記

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【タイヤ損傷事例】タイヤの側面にこぶ!?コード切れについて

2019年11月4日

こんにちは、愛知県一宮市 名神自動車道の一宮インターと東海北陸道の一宮木曽川インターの間くらいにあるタイヤ館一宮バイパス店です。

今日は、タイヤの損傷事例を1つご説明させていただきます。

当店にタイヤ関連以外の作業依頼でご入庫いただいたお客様で、タイヤ交換をしなければいけない状態のタイヤ損傷で割と多いのが「コード切れ(ショックCBU)」という状態です。

タイヤの異常はほとんどが目視で発見できる状態になっており、その損傷の受けたタイヤは側面に『こぶ』ができています。

タイヤの内部には住宅と同じように柱があります。

このコード切れとは、なにかの衝撃でその柱が破断してしまった状態。

柱が切れてしまっている箇所は支えるものがゴム面だけになるので、内部からの空気圧力で膨れてしまっているのです。

当然、そのままでは側面の破裂(バースト)は時間の問題。この場合、残念ながらタイヤ修理もできませんので、交換となります。

では、どうしてこういう状態になってしまうのでしょう?

原因は、道の段差や突起物などにのってしまい一瞬の衝撃を受ける際にタイヤが大きく変形してしまうことで中のコード(柱)が切れてしまいます。

では、予防する方法はないのでしょうか?

これは、走られる場所や速度でかなり避けることができます。

1・キャッツアイ上は出来る限り走らない。

2・段差通過の際は速度を落とす。

3・車止めに勢いよく進入しない。

大切なクルマを長くお使いいただく為にも、衝撃の加わりにくい運転を心がけたいものですね。

 

担当者:山田