サービス事例 / 2016年8月15日

当社で手がけた技術サービス事例をご紹介します。

BMW ポテンザS001ランフラット パンク ~ 交換に

2016年8月15日

以前ランフラットタイヤをご購入いただいたお客様が「タイヤがパンクしてしまって・・・交換をお願いしたいのですが在庫ありますか?」と慌ててご来店になりました。

すぐさま購入履歴を確認させていただくと、ちょうど一年前に「ポテンザS001ランフラット」を4本お買い求めいただいておりました。

早速タイヤを見るとランフラットタイヤの為、外観ではパンクしているかどうかわかりません。

それでも空気圧を調べると・・・やはり1本だけ空気が入っておりませんでした。車内のモニターにも「パンク注意」のマークが点灯しております。

タイヤを車から外してみると、しっかりとした釘が刺さっておりました。修理できるかどうか?判断するためタイヤをばらして内部を確認しましたが、どうやら低圧で長い時間走ってしまったようで、内部に「しわ」が確認できました。

ランフラットタイヤだけでなく、通常のタイヤも低圧で走行するとタイヤの内部が損傷してしまいます。画像のような「しわ」は軽度の損傷状態ですが、やはりそれなりのダメージを受けていることが考えられますのでこのような場合は基本的に交換となります。

お客様にご説明し交換となりましたが、「もう少し早く気が付いていれば修理できたのに・・・」と少し悔やまれる案件です。

すぐにタイヤをご用意させていただき交換いたしました。これで安心してお車をお使いいただけると思います。

今回の場合、外観からは「パンク修理可能」と判断されがちですが、実際内部にはダメージがありました。しっかりとタイヤをばらして確認しないとわからないケースです。

パンク修理できるか?できないのか?の判断は非常に難しく、しっかりとした確認が必要になります。

当店ではお客様の安全と安心を最優先に考え的確なアドバイスができるよう心がけております。

安易に修理したり、修理できるのに交換を勧めたりするようなことはありません。安心してご相談ください。

担当者:池田