サービス事例

当社で手がけた技術サービス事例をご紹介します。

日産セレナ(C26) S-ハイブリッド バッテリー交換

【日産 セレナ メンテナンス商品 パーツ取付 > 各種用品取付】
2018年3月28日

C26セレナのバッテリー交換です。

いつも当店をご利用いただいているお客様より「S-ハイブリッドなんだけどバッテリー交換できるかな?」「なんでも相当特殊なバッテリーみたいだけど・・・大丈夫?」とお電話をいただきました。

当店ではもうすでに何台も交換作業をさせていただいておりますので「大丈夫ですよ!ご来店ください!」とお伝えしました。

 

 

C26セレナのS-ハイブリッドも気が付けば登場からすでに5~6年が経とうとしています。

新車で購入された方は2回目の車検を受ける時期でもあることから、昨年からバッテリー交換のお問い合わせや作業が本当に多くなりました。

最近ではすぐに交換できるよう在庫もしております。

 

それでは早速交換作業開始です!!

ボンネットを開けると向かって右側にバッテリーが2個並んでついています。

 

 

バッテリーの品番は「S-95」「K-42」になります。

当店ではおもに「GSユアサ エコRレボリューション」を取り扱っております。

(他メーカーでもご要望があればお取り寄せ可能です)

 

 

通常のバッテリー交換手順を守って2個のバッテリーを交換していきます。

奥側のバッテリーは取り出しにくく、とても重いのでできれば2名で作業することをお勧めします。

 

 

交換が終わったら「積算リセット」という作業を行います。

「積算リセット」とはECMが記憶しているバッテリー放電電流の積算値を消去する事です。

わかりやすく言えば「コンピューターが記憶してきた古いバッテリーの電圧や容量などの情報・それまで行ってきたアイドリングストップの回数などを一度リセットする」ということになります。

これを行わないと、車両側は新しいバッテリーに交換したことに気が付かず「バッテリーが古いままだ!」と認識し、余計な制御をしてしまいます。

特にバッテリーが古いと判断した場合、アイドリングストップをしなくなります。

せっかく専用バッテリーを交換してもこれでは意味がありません。

しっかりとリセット作業を行いましょう。

 

積算リセットには専用の機械が必要になります。

当店ではスキャンツールを用いてリセットを行っておりますが、ない場合はカーディーラーでリセットしてもらえるはずです。

 

 

 

 

 

リセットが済めば作業は終了です。

これで車を快適にお使いいただけると思います。

お買い上げありがとうございました。

 

担当者:池田