スタッフ日記

スタッフがさまざまなテーマでクルマに関する情報をお伝えします。

パンク/バーストは突然やってくる。

2013年9月27日

こんにちは。

本日はちょっと「こわい話」です

本日 レッカーで運ばれていらした。ダイハツムーヴにお乗りのお客様。

高速道路を走行中にいきなりガラガラ大きな音を立ててタイヤが破裂したそうです。。

この場合、クギやネジが刺さったまま徐々にタイヤの空気が減って、

タイヤが潰れた状態で走ってしまい、「タイヤ引きずり」が起こって

タイヤが限界を超えた時点で裂けてしまう。

↑こういったパターンが非常に多いのですが、こちらのお客様は何が原因だったのでしょうか、探っていきます。

まず、タイヤの外見からチェックしてみましたところ、、

タイヤサイド部分に〝大きな亀裂〟と〝円周状に入った引きずり痕〟

道路に落ちていた大きな何かを踏んでしまって、切れてしまったのか?

とりあえず、タイヤとホイールをバラしてみる。

すると、、、

なんと!金属の板の切れ端がグルグル丸まったようなものが入っていました。

そこから、この様な推測をします、

高速走行中にこの金属の板を踏んでタイヤの内部まで入り込んでしまって、

(ここでパンク)

本来 空気しか入っていない空間 タイヤとホイールの間でグルグル巻き込まれ

(ガラガラ言いながら、丸まっていった)

この、大きな金属の塊を踏んだことによる、サイドカットによるもの です。

そして、完全に走行不能になった。

じつはスペアタイヤが載っていない車両でした。

パンク修理剤は載っているものの、

パンク修理剤では、このような大きな亀裂には対応できません。

その時点で自走不能です。レッカーを要請するしかありません。

最近ではスペアタイヤ非搭載車両が多くあります。

この様な事態を防ぐにはどのようにすればいいか、、

(1)スペアタイヤを積む これはスペース的に無理がある車両もありますし、ワザワザスペアタイヤを買うのもおかしな話です

(2)ランフラットタイヤを装着する。 そもそもランフラット装着車両じゃなくても、(条件はありますが、)ランフラットタイヤ車両にすることが出来ます。実は今回のムーヴもランフラット化できます。

(3)TPMS タイヤ空気圧監視システムで空気圧管理。

今回のようにイッキに空気が抜けてしまうシチュエーションでは防ぎようがありませんが、

徐々に空気漏れを起こす状態であれば、タイヤが〝大ダメージ〟を受ける前に〝安全に対処〟することが出来ます。 すなわち、事故の抑止にもつながるワケですね。

「誰かの落とし物」でパンクしたりバーストしたり

ちょっと理不尽は理由でいきなりの出費はちょっと、嫌な気分です。

それを未然にに防ぐ、ランフラットタイヤの装着 TPMSの装着

〝ちょっとした保険〟的に考えるのもヒトツですし。

なんにしろ、安全快適にカーライフを送る為の〝ちょっとした投資〟にもなるのでは?

そんな風に思います。

ランフラットタイヤ&TPMS

気になるお客様は是非!ご相談にいらしてください。

画像1 作業中

画像2 ん??

画像3 こんなものが入っちゃうんですね。

担当者:kobayashi