スタッフ日記

スタッフがさまざまなテーマでクルマに関する情報をお伝えします。

ストラットバーをアルファードへ・・

2011年10月11日

先日久しぶりにストラットバーの取り付けをしました。。

しかも車はアルファード。

お客様の方から、アライメントとタワーバーのお話をいただいたのですが何となく違和感を感じたのでこちらからいくつかの質問をしたところ・・・

今まではスポーツタイプの車に乗っていたが家族で出かける機会が増えたのではじめてのミニバンを増車。

ミニバン特有のふらつきやステアリングレスポンスの悪さなどなどをはじめて体験してその改善をしに近隣のオートショップさんへ。

その結果が・・・

全長式車高調。。

車内を覗けば真新しいチャイルドシートが。

このお客様にはほとんどドレスアップのための車高ダウンという概念はなく、奥様とチャイルドシートは三列目シートを使用することはしっかりと話し込みをすれば明らか。

国産高年式ミニバンのリアコイルはE51エルグランドを除けばすべてオーバーコイルタイプではありません。

こういったタイプの足回りを車高調整可能にさせるためにはハイトアジャストブラケットをバネの上部か下部にいれることになります。

ハイトアジャスト自体に約30cmくらいの厚みがあるのでどうしてもその分リアのバネの自由長は短くなる。

バネが短くなれば必ず乗り心地は悪くなります。

しかもフロントならまだしもリアの三列目はサス・ショックともに車内にとりつけ上部がきますのでその突き上げ感は最悪です。。

主にヨーロッパのショックメーカーでこういったミニバンのリアに関して、フロントはネジ式でリアは出荷時に任意の落ち幅にちかいスプリング(当然車高は固定)を3タイプくらいのなかから選ばせて出荷するといったタイプがあります。

車高調にするにしてもそこまでの配慮や知識がそのオートショップさんには足りなかったですね・・

アライメントは良いとしても、ストラットバーをいれたとしてもサーキット走行をしない、もしくはよっぽど敏感でない限り体感はできないことは明らかでしたので、その点をお話ししてブレーキの利きやレスポンス・ペダルフィーリングを向上させることのできるブレーキマスターシリンダーストッパー付のストラットバーなら、剛性UPは体感できなくても、ブレーキフィーリングの向上にはなりますよと提案してクスコのマスターストッパー付に決定しました。

ちなみに後日スロットルコントローラーも取付することにしましたよッ!

画像1 取付前。

画像2 取付後。

画像3 ストッパーネジ部には緩み止め。WAKO'Sネジタイト愛用してます。この辺がこだわりのひと手間ですかね・・

今日は金坂でした。

それではまたッ