スタッフ日記

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メルセデス Sクラス S500 POTENZA S001 & アライメント

2014年7月19日

今日はジトジトしていましたが、髪の毛が爆発していません。

なぜ??

こんにちは 小林(ちりちり)です

メルセデスベンツ 

Sクラス S500(W220)のタイヤ交換&アライメント調整のお話しです。

本日は ベンツのSクラスが入庫

装着タイヤはこちらです。

POTENZA S001

245/45R18

265/40R18

やっぱり、欧州のビッグサルーンにはこれです!POTENZA!

ドライもウェットも極限性能が高く。

重量級ハイパフォーマンスカーの動力性能を引き出すにはもってこい!なタイヤです。

もともと装着されていたタイヤは偏摩耗が見受けられました。

当然のように、この場合は、路面とタイヤの接地の関係がよろしくないワケです。

もう、言わなくてもお分かりの方もいらっしゃると思いますが、

「アライメント」調整を行ってみる価値がある!

お客様も興味をもっていただいたので、セットで実施です。

この様にアライメント調整はタイヤ交換の際には〝ほぼ〟必須と思っていただいても良いくらいの重要な作業なのです。

せっかく新しいタイヤですから、キチンとした状態で長く乗りたいですよね。

実測してみると

W220 Sクラスは 前後のトゥ調整のみ 4か所の調整変更が可能。

人間で言うところの、内股 がに股の調整でしょうか。

このW220ももう十年を超える車両となりました。

ですが 非常に綺麗にお乗りになられていて、足回りも妙なガタもなくイイ感じです。

なんだか嬉しくなりますよね?(メカニック目線)

とはいえ、しばらく緩めていないネジ部分は砂やサビが詰まっていたり、で動きがシブいですから、少々清掃して潤滑剤で滑らかにしておきます。

これは、面倒な作業かもしれませんが、自分も調整しやすくなって、細かい数値も狙いやすくなるので、とりあえず実施しています。

Sクラス(W220)

はサスペンションが電子制御のエアサスなので、

アライメント作業時の試乗はいつもと感覚を変えないとなりません。

コイルサスペンションの様なダイレクトな伝わり方ではないので

車両の姿勢を制御されているので

路面をよく見て、独り言を放ち、よく考えながら乗っています。

乗り心地が良くて(アライメント作業マンとして)まどわされる!?(笑)

ですので、試乗中一番センサーを働かせている車両かもしれません。(個人的に)

画像1 ヒジカタトルク中 そんなのかんけーねー♪小島よしお風に口ずさんでご覧ください

画像2 W220

画像3 タイロッド潤滑 実演中

担当者:ちりちり kobayashi