サービス事例 / 2014年9月15日

当社で手がけた技術サービス事例をご紹介します。

プリウス(W30) バッテリー交換

2014年9月15日

現行プリウス(W30)バッテリー交換です。

プリウスのバッテリーはエンジンを動かすメインの駆動用バッテリーと補機バッテリーの2つあります。

今回は補機バッテリーの交換。

プリウスの補機バッテリーはトランク右下にあります。

BMW3シリーズ(E90)等と同じです。

ハイブリッドカーではエンジンが始動していなくても、ハイブリッドシステムが起動すれば、ハイブリッドバッテリーから常に一定レベルの電圧が供給されます。

そのため、クルマを始動している間は常に充電され続けています(容量を超えるほど充電されることはありません)。

その上、著しく電力を消費するエンジンの始動等にも使われませんので、ガソリン車と比べれば、間違いなくバッテリーのもちは良いのです。

仮にバッテリーが弱ってきても、システムを起動する最低限の電圧さえ残っていれば、すぐに充電が開始されるので、普通のクルマではあり得ないギリギリのところでもドライバーは気付かずに乗ってしまっているかもしれませんね。

ですので補機バッテリーの点検は、普通のクルマと同様に定期的に行う必要があるといえます。

劣化が進んできたら、早めに交換するというのが、バッテリー上がりによるトラブルを防ぐ方法です。

補機バッテリーは「密閉・ガス抜きパイプ付」の専用品が使用されており、こちらの寿命は使用状況にもよりますが3~5年程度で交換の必要があるようです。

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