スズキ・スイフトスポーツ(ZC31S)エンジンオイル交換。
スタッフの山本です!自分のクルマのオイル交換です。
今回入れるエンジンオイルはPETRONAS(ペトロナス)
粘度は5w-40です。
スイフトスポーツのメーカー指定オイル粘度は5w-30です。
理由があり、メーカー指定よりも硬い粘度のオイルを入れています。
粘度を言われてもピンとこない方も多いかとは思います。
簡単に言うと、オイル自体のねばっこさです。
左にいくほど省燃費・抵抗少ない(さらさら) 右にいくほど抵抗多い(どろどろ)
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0w-10 0w-20 0w-30 0w-40 5w-20 5w-30 5w-40 10w-50 10w-60
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左にいくほどエンジン始動性が良い 右にいくほど耐熱性能高い
図にすると?こんな感じです。粘度は上記以外にもいろいろあります。
厳密にいうと5w-40より0w-40の方が少しだけ硬いとか、
同じ表記でもメーカーによって硬さが若干違うとか、
オイルの価格=性能の場合が多いので、安い5w-30よりより良い品質の
0w20の方が耐熱性能が高かったりとか…。
なので、上記の図はあくまで簡易的な図です。
オイルメーカーによっては、違う粘度のオイルを混ぜることにより、
7.5w-45とか自由に粘度を変えることもできます。
僕の場合はサーキットを走りますので、
純正指定粘度よりも粘度が高いオイルを入れます。
理由はサーキットでは速く走るために、どうしても全開走行になります。
全開走行をすれば、当然オイルの温度(油温)も高くなります。
5w-30では耐熱性能が足りません。
耐熱性能が足りないとオイルが正常な機能を果たさなくなるので、
エンジンに負担がかかります。最悪、エンジンが故障します。
このように理由があれば、指定のオイル粘度以外を選択する必要性が出てきます。
今回は粘度を上げる理由が「サーキット走行」ですが、
例えば「もともと0w-20の省燃費オイルが指定のクルマだけど、
走行距離も伸びてきたので、5w-30の少し硬いオイルに変更する」
など色々な理由で、オイル粘度変更がベストな選択になることもあります。
エンジンオイルについて書き始めると、
書くことがたくさんあって止まらなくなるので、
今日はこのくらいにしておきます(笑)
ちなみに、粘度を変える理由とか目的をたくさん書いていたら、
タイムアウトになって文章が全部消えたので、心が折れました(笑)
勝手に粘度を変えると不具合が出るエンジン(車種)があったり、
指定粘度より低い(やわらかい)粘度を使うと
エンジンが壊れる可能性があったりしますので、
お気軽にご相談ください。