サービス事例 / 2014年7月7日

当社で手がけた技術サービス事例をご紹介します。

メルセデスベンツSL(R129)

2014年7月7日

4代目SL R129(1989年-2001年)

20数台お気に入りのクルマを保有しているHさんのSL(R129)。新車以来一度もボディーを塗装したことがないとか・・・・。

ボディは17年経った今でもピカピカです。

20数台のコレクター故に距離が伸びずに経年劣化でひび割れが出てきたためタイヤ交換となりました。

タイヤは勿論ポテンザS001。サイズは245/45R17です。

「SL」はドイツ語で軽量スポーツカーを意味する「Sport Leicht (シュポルト・ライヒト)」の頭文字に由来。

現在、メルセデス・ベンツが販売する車種の中で最も長い歴史をもっています。

1989年、18年ぶりにフルモデルチェンジし、4代目が登場。幌には電動ソフトトップを採用。車両の傾きを感知した際に起き上がり搭乗者を保護するロールオーバーバーがこのモデルから装備されました。

日本には5.0L V8エンジンを搭載した「500SL」が導入されました。価格は1380万円で左ハンドル仕様のみ。

1991年、「500SL」に右ハンドル仕様を追加するとともに1631万円に値上げ。

1992年、6.0L V12エンジンを積む「600SL」を追加。

1993年、「600SL」をベースにAMGによってチューニングされたエンジンを搭載する「600SL 6.0 AMG」を追加。

1994年、マイナーチェンジ。モデル名が変更となり、それまで排気量を表す数字の後ろに付いていた「SL」が数字の前に付けられる。同時に直6モデルの「SL320」を追加。全車に5速ATを採用。

1996年、「SL500」をベースにAMGがチューンした6.0L V8エンジンを搭載する「SL500 6.0 AMG」を追加。

1998年、「SL320」の直6エンジンがV6エンジンに置き換えられ、「SL500」のエンジンも新型の5.0L V8となる。同時に「SL500 6.0 AMG」を廃止し、新たにボアアップした5.5L V8を積む「SL55 AMG」が登場。

また、「SL73 AMG」を追加。このモデルはSLクラス史上最も強力な自然吸気エンジンであるAMG製の7.3L V12を搭載。 「SL73 AMG」は全世界で50台ほど製造されました。

2001年、12年にわたる生産を終了し、5代目(R230)へと移行。

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