スタッフ日記

スタッフがさまざまなテーマでクルマに関する情報をお伝えします。

日常点検のススメ!

2015年8月6日

こんにちは!メンテナンス担当の横川です。

今日は日常点検のお話。

教習所でも習う日常点検ですが、実際に実践している方は少ないかもしれません。

個人の日常点検で防げるタイヤバースト事故・エンジンオイルの劣化による車両火災

ラジエター液量不足によるオーバーヒート(オーバーヒートの助長)

ブレーキフルードの汚れ・液量などなど、クルマに詳しくない方でも簡単に

点検できる部分は有ります。

※画像1まずはエンジンオイル。

一部輸入車を除いて、大体の車はオイルの量・汚れをチェックする為の

ディップスティックが付いています。

ただエンジンオイル以外のディップスティックも合わせると

このスティックが2つ以上付いている車両も有りますので、

念のため車両の説明書を確認してください。

このスティックを引き抜いて、ティッシュや綺麗なウェスで拭き取ります。

そしてもう一度差し込んで、引き抜いて量の確認と色の確認をします。

スティックを差し込むときは、一番上のつまみの部分だけ握って差し込むのでは

なく、スティックの途中を握ってガイドしながら入れた方が良いです。

つまみの部分だけ握って無理やり差し込むと最悪スティックが折れる事も

有ります。エンジンが温まっていると、スティック自体が高温になっているので

念のため軍手やグローブを装着する事を推奨します。

オイル量の見方ですが、車両により違うのでやはりこちらも車両の説明書を

ご確認下さい。汚れの見方ですがオイルの種類により違いは有りますが。

濃い茶色から黒っぽくなってきたら交換時期かもしれません。

※画像2タイヤの外観チェック

最近の車両は画像のように扁平タイヤ(タイヤの横が薄い)が装着されて

いる事が多いです。

タイヤの横が分厚いタイヤと違い空気圧が減ってきても見た目では分かりにくいで

す。まずは外観チェックです。タイヤの横に傷が入っていないか。

タイヤの横に膨らみがないか、変形していないか、

ひび割れが無いか、残りミゾは十分か。

残りミゾの点検方法はは

本来専用工具を使用するのがベストですが、ほとんどの方はお持ちじゃないでしょ

うから、100円玉の100円の文字がタイヤの溝に対して平行になる様に

ミゾに差し込んで「100」の文字が見えたら残りミゾがかなり少ないので

要注意です。

以上の点検方法をご覧になられて、「めんどくさい」と思われた方や

扁平タイヤ装着の方はタイヤ館に行って、空気圧チェックをしましょう。

もちろん無料です。月に何度も校正された高精度の空気圧ゲージ・専用の工具・

今まで多種多様なタイヤを点検してきたプロのスタッフがタイヤチェック

させて頂きます。

※3つ目の画像

ブレーキフルードやラジエター液の量を点検しましょう。

他にも点検する箇所は有りますが、今日はこの辺で(^_^)/

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