スタッフ日記

スタッフがさまざまなテーマでクルマに関する情報をお伝えします。

油冷エンジン。

2018年3月13日

こんにちは!

車やオートバイなどに搭載されているエンジンはかなりの高温になる為、

冷却が必要になります。

車のエンジンは主に水冷、エンジン内部に水を循環させて冷却しています。

エンジン内部を循環した水は約80℃になっているので、この水を室内に取り込んで、

暖房に利用しています。

オートバイはエンジンがむき出しになっているので、走行中に発生する風を

直接エンジンに当てて冷却する空冷方式や車と同じ水冷方式が主流になっています。

もう一つ油冷というのもあります。

以前、スズキのエンジンに多く採用されていました。

一見、空冷エンジンに見えますがエンジン内部では高温になる部分に直接エンジンオイルを

噴射して冷却しています。

水冷エンジンよりも内部構造が簡単なので、とても耐久性のあるエンジンなんです。

難点はオイル量が多いこと。オイル交換時はお財布が寂しい状態になってしまいます。

最近は少なくなってしまった油冷エンジンですが、独特な音がとても気に入っています。

担当者:加藤