747 セクション41
2017年11月3日
こんにちは!
先日、成田航空博物館のボーイング747の話に少し触れましたが、
今回は機体の話を少しさせていただきたいと思います。
「ジャンボ」の愛称で親しまれてきたボーイング747ですが、
1969年の初飛行から現在まで飛び続けてきました。
しかし、近年は燃費や整備コストの面で不利な747は減少傾向にあります。
空港でもほとんど見ることが少なくなった747ですが、
成田航空博物館に実物が展示されており、今回はガイドの方に案内をしていただきました。
こちらが、ボーイング747 クラッシックタイプの機体です。
セクション41とはボーイング社がこの機首部分に付けた呼称だそうです。
コクピット内はこの様になっています。
子供の頃、本で見た記憶がよみがえりました。
搭乗員は機長、副操縦士、航空機関士の3名で運行します。
最近では、ハイテク化が進み機長、副操縦士の2名で運行できるようです。
憧れの機長席に座ってみました。
たくさんのスイッチやメーターが並んでいますが、意外にもこの機長席から手の届く範囲に
配置されている設計になっています。
機長席からの眺め。
分かりずらいですが、右下に駐車中の車が見えます。
高さはビルの3、4階程でしょうか。
こちらが航空機関士の席。
ちょっとしたテーブルが配置してあります。
ここで、機体の運行状態を常に監視、記録していたそうです。
次の機会ではガイドさんに聞いた意外な747の構造をご紹介したいと思います。
担当者:加藤