タイヤ館白石中央店 【夏・冬タイヤ交換目安】
夏タイヤ交換目安 チェックポイント
1 夏タイヤの残溝確認
新品時はおよそ7mm~8mmの溝があります。
夏タイヤは法令で1.6mmまで減ると使用不可になります
1.6mmの目安はスリップサインが出てくると残り溝
1.6mmに到達した証
ただ実際には約半分まで溝が減ると雨天時の制動距離
が伸びるデータもある為、一般的には残り溝
3~4mmで交換されるかたが多いのが現状。
溝が減ってきたときの危険性
・ブレーキ性能の低下
・特に雨の日に滑りやすくなる
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2 夏タイヤひび割れ確認
年数が経過し、硬くなったタイヤなどはひび割れが出てくる可能性があります。
ひび割れが深くなるとタイヤの内部にある部品(コード)まで
たどり着き破裂の危険が高くなります。
またタイヤが硬いとアスファルトに面で接地せず点で接地するため
タイヤのグリップにも影響が出ます。
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3 夏タイヤ製造年数確認
タイヤ側面に製造年月日(セリアル)が刻印されています。
(刻印されているのは片面のみ)
後半の冬タイヤ交換目安でも紹介していますが
見方としては数字が四桁刻印されています。
後ろの二桁が20〇〇年にあたります。上記写真だと2024年
前の二桁は製造週なので写真は1週目
なのでこのタイヤは2024年の1日~6日の間に
製造されたタイヤになります。
2024年に夏タイヤへ脱着をする場合、注意する製造年は以下の通り
〇 2022年以降製造
△ 2021年製造
× 2020年製造
ただし在庫処分の旧セリアル商品は履き始めの年が目安になります
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冬タイヤ交換目安 チェック項目ポイント
1 冬タイヤの残溝確認
冬タイヤは新品時から50%磨耗すると
冬タイヤとして使用不可となります。
勘違いしやすいのは夏タイヤと比べてしまうこと。
冬タイヤのほうが夏タイヤと比べ元々溝が深く作られています。
実際に50%減ってその状態と夏タイヤを比べてもまだ溝があると勘違いしてしまう人も
少なくないです。
冬タイヤにはプラットフォームといわれる目印があり、
プラットフォームが露出すると冬タイヤとして使用不可になります。
事故に繋がりやすい冬道を安全に走行するためまずは
残溝をキッチリ確認しましょう。
■■■プラットフォームまでの距離■■■
〇2.1ミリ以上 安全
△2.0ミリ以下 交換時期
×0ミリ 使用不可
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2 冬タイヤ製造年数確認
製造年数はタイヤに刻印されています。
残溝がある場合でも4年経過しているタイヤは交換目安になります。
見方としては数字が四桁刻印されています。
後ろの二桁が20〇〇年にあたります。上記写真だと2023年
前の二桁が週を表しており1ヶ月は大体5週なので
上記の27週であれば大体6月頃に製造されたタイヤになります。
ただし在庫処分品などで購入した年よりも古い年数の場合は購入年から
確認します。
■■■2024年冬シーズンにタイヤ交換をする例■■■
〇 2022年以降製造
△ 2021年製造
× 2020年製造
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3 冬タイヤのゴムの硬さ
年数が経過してくると冬タイヤのゴムが硬くなります。
ゴムが硬くなってしまうとやわらかい時と比べ接地面が減り、
止りにくくなってしまいます
タイヤ館白石中央店にはゴムの硬さを計測する
「硬度計」を使いお客様のタイヤをチェック!
〇硬度計30~55
△硬度計56~59
×硬度計60以上
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4 冬タイヤのエッジ
タイヤの角があることにより、スキーなどでも使用するエッジ効果で
路面を引っかく力が上がります。
〇しっかり角がある
△角が少しある
×角が落ちて丸くなっている
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タイヤ館白石中央店では上記の点検が無料
今回ご紹介したタイヤ点検を当店では無料で実施しています。
ご自身で確認できる部分もありますが道具が必要だったり、より精密に
計測するのは当店のスタッフにお任せ下さい。
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その他、各種メンテナンスの無料点検も実施しています
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