■タイヤのヒビの怖さがこれでわかります
早いもので今年ももう一か月ですね。
皆様いかがお過ごしでしょうか?我々はタイヤ交換のシーズンピークを迎えております。
店頭の混雑から皆様にはご迷惑もおかけいたしますが、何卒ご理解ご協力の程宜しくお願い致します。
さて本日はタイヤのヒビをご紹介。
お客様とタイヤの経年劣化やヒビのお話をしていると、タイヤ屋さん的には思う事がございます。
『ヒビの怖さや危険性はなかなか一般のユーザー様には伝わらないんだな』ということです。
例えばこの写真。皆様どう思われますか?
側面の文字のあたりにはヒビが見えると思いますが危ないから交換しようと思われますか?
これ、お話をしていると大半の方がまだ大丈夫という判断をなさるんです。
こんな小さいヒビならばもう少しいけるだろうと。
ではこちらの写真はどうですか? 溝の始まり当たりに深いヒビが大量にありますね。
この状態をお見せすると、大半の方が交換しなくてはという判断をなされます。
これは危ないだろうと。バーストしてしまうかもとおっしゃられます。
ですが実はこの2枚の写真。同一タイヤなんです。
空気が入っていてパンッと張っている状態か、空気を抜いてヒビをしっかり確認できる状態にしているかの違いしかありません。
普段確認できる状態では、小ヒビでも非常に危ない可能性があるということです。
ヒビが入っているということは、簡単に言うとタイヤに必要な油分がもう足りていない状態であり、
性能も低下している状態です。
ヒビの大小でバーストの危険性を図るのではなく、ヒビが入っている時点で交換をご検討された方が無難です。
参考までに、こちらのタイヤは2014年製スタッドレスタイヤのレボGZです。
皆様のタイヤ交換の参考になれば幸いです