サービス事例 / 2014年1月19日

当社で手がけた技術サービス事例をご紹介します。

メルセデスベンツEクラス(W124)

2014年1月19日

メルセデスベンツEクラス(W124)

スタッドレスタイヤ取り付けです。ありがとうございます。

サイズは195/65R15。いつの時代もメインサイズです。年間を通してどのタイヤ館でも売り上げ本数トップ3に入るサイズです。

W124は、W123の後継車にあたる車両。「W124」は、初代Eクラスコード番号です。ボディは4ドアセダン、5ドアステーションワゴン、2ドアクーペ、2ドアカブリオレ、6ドアリムジンが存在しました。多くのパーツを共用するW201型 (190E) をそのまま大型化したようなデザインで、台形の小ぶりなテールランプが特徴。リアサスペンションは長らく続いたセミトレーリングアーム式から190E譲りのマルチリンク式に変更。フラッシュサーフェイス (外板の平滑化) が推し進められた結果、メルセデス市販車では史上初となる0.29のCd値でした。

当時、日本ではバブル景気だったこともあって大量に輸入され、正規輸入車・並行輸入車ともにバラエティに富んでいました。例としては、ヤナセより1989年、1991年に発売された260Eのロングホイールベース車がありました。これは定員8名の6ドアのリムジンですが、単にホイールベースを延長したものではなく、メルセデス・ベンツ本社がホワイトボディ(車体構造を形作る段階のもの)より製作しリムジンの懸念材料である剛性低下を抑えていました。

「最善か無か」の時代に作られた最後のミディアム・クラスとして現在でも人気は高く、W124を中心に扱う中古車販売店も存在しますが、生産終了から相当の年数が経過していることもあり良好な個体は減少しています。

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