軍歌
先日、取引先のスクールバスのドライバーさんと話す機会があった店長。
御年70年目のドライバーさんは昭和19年生まれ。
大東亜戦争(太平洋戦争)が終わったのが昭和20年。
丁度戦争末期に生まれたドライバーさん。
カラオケに行くと歌う歌は決まって軍歌なのだという。
麦と兵隊、月月火水木金金、戦友、同期の桜などを歌うという・・・・。
日頃からDANDY田中氏にカラオケで影響されて覚えた軍歌。
こんな会話の場面で役に立つとは・・・・と、つくづく思った店長。
日本では、厳密(狭義)には軍隊によって作られた歌を軍歌としますが、一般的(広義)には戦
時歌謡(軍国歌謡・国民歌謡、一部の唱歌)や軍楽など、軍隊・軍人・兵器・戦争・国体・国策
などを題材とする歌や曲をまとめて軍歌と通称とする様です。
勉強不足の我々は軍歌イコール「右翼」と思い込みがちですが、そうではないようです。
街宣右翼がよく街中で大音量で軍歌を流していたので、そう思っていただけかもしれません。
戦争当時、軍隊に強制されて歌っていた訳でもないし、一般庶民の間では好んで歌われていた様
です。
昭和の時代にはNHKで軍歌メドレーがやっていました。
言い方を変えれば、軍歌は戦時中の「J-POP」だったそうです。
今でいう所のAKBみたいな・・・・。
正露丸のCMに使われていた曲も最初のラッパの伴奏は軍隊小唄だったという事実・・・。
正露丸は昔は日露戦争時代ということもあり「征露丸」と書いてあったとか・・・。
先日、本屋に行ったら軍歌のヒットチャート本がありました。
戦時中に軍歌のレコードがどれだけ売れたかでベスト10がありましたね~。
奥が深い軍歌。
今後、年配の方とのコミュニケーションの一つで軍歌を覚えてもいいんじゃないかしら?!