ハブ&ボルト
2015年1月8日
欧州車の多くは車体側に穴が空いていてボルトでホイールをとめるボルト式。
日本車は車体側からスタッドボルトが出ていてホイールをナットでとめるナット式。
最高速度が100km/h制限の日本車はナット式。
200km/h巡航が当たり前の欧州はボルト式。
ハブの中心でホイールのセンターを出しをする欧州車はホイールとハブの精度もピッタリです。
少しでもサビが発生するとホイールが固着して外れにくくなるのもこの為です。
そして外気温7℃以下になったら夏タイヤと冬タイヤを頻繁に交換する欧州の人々。
自分でタイヤ交換をすることも多いそうです。
そんなときにはボルト式の方が、万が一ねじ山がダメになってもボルトだけを交換すればOK。
スタッドボルト式だとハブを外してボルトを交換する為、大掛かりな修理になります。
実用性からしても欧州車はボルト式を採用しているとか・・・。
日本と同様に制限速度が低い米国の車はスタッド式のホイールが多いですし、欧州でもスピード
を出さない事が前提のトラックや一部のミニバン、SUVなどはスタッド式があります。