摩耗限度
タイヤのスリップサインが出るのは1.6mm。
スリップサインが出ると排水性能が極端に落ちます。
そして制動距離が長くなります。どんなに高性能なブレーキを持ってしても、路面と接している
のはタイヤです。タイヤですべては決まると言っても過言ありません。
そして残溝が1.6mm以下になると法令違反となるため、即時交換することをお勧めします。
「道路交通法」で「整備不良車両の運転の禁止」という違反になり、違反点数、反則金が課せら
れます。普通車だと違反点数2点の9000円の罰金になります。
では新品時のタイヤの溝はどのくらいあるのか・・・・???
答えは8mm程度。
なお、最近流行りのエコタイヤは若干溝が少なくて新品でも7mmくらいです。
新品タイヤを履いてから、どのくらいの距離を走ることが可能でしょうか?
タイヤのゴムが1mm摩耗するのに5,000km程度かかると言われています。
つまり、新品時8mmのタイヤがスリップサインが表示される1.6mmまで走るのには
(8mm - 1.6mm) × 5,000km = 32,000km
通常32,000kmほど走れる計算になります。
※高速走行が多いクルマほど距離は伸び、逆に街乗りが多いクルマほど距離は短くなります。
これは信号が多いかどうか。つまり、ストップアンドゴーが多いか少ないかで寿命が決まること
が多い様です。そして適正な空気圧チェック、前後の位置を入れ替えるローテーションの有無な
どでも寿命は決まってきます。
多くの場合、新車を買って最初の車検時がちょうどタイヤの替え時にあたります。
タイヤ館ではタイヤの無料点検をいつでも行っております。
プロが行うタイヤ点検で安全安心ドライブしましょう(^_^)/