彼岸の入り
店長の西田です。
3月18日(火)の朝の出勤。
5-10(ごとう)日でもないのに道路は大渋滞。
車通勤のスタッフ全員、この大渋滞にハマっていました。
「何でこんなに混んでいるのだろう?」
と思いきや、今日からお彼岸でした。
【お彼岸とは・・・】
「彼岸」はサンスクリット語の「波羅密多」から来たものといわれ、煩悩と迷いの世界である【此岸(しがん)】にある者が、「六波羅蜜」(ろくはらみつ)の修行をする事で「悟りの世界」すなわち【「彼岸」(ひがん)】の境地へ到達することが出来るというものです。
太陽が真東から上がって、真西に沈み昼と夜の長さが同じになる春分の日と秋分の日を挟んだ前後3日の計7日間を「彼岸」と呼び、この期間に仏様の供養をする事で極楽浄土へ行くことが出来ると考えられていた様です。
【お彼岸の期間】
春彼岸 : 毎年3月の春分の日をはさんで前後3日合計7日間
秋彼岸 : 毎年9月の秋分の日をはさんで前後3日合計7日間
*** 2014年春のお彼岸の日程 ***
彼岸入り:3月18日
お中日 :3月21日(春分の日)
彼岸明け:3月24日
それぞれの初日を「彼岸の入り」、終日を「彼岸のあけ」といい、
春分の日・秋分の日を「お中日」といいます。
【お彼岸の迎え方・準備】
お彼岸を迎えるには次のような準備をします -
●お仏壇、仏具の掃除
●お墓の掃除
●供花やお供え
果物・菓子などの他、精進料理をお供えする
・春は牡丹の花にちなんで牡丹餅と言います。
・秋は萩の花にちなんでおはぎと言います。
現代では現金を包むことを指す「お香典」ですが、本来はお香(お線香)を届けたことに由来します。 お仏壇やお墓にお参り出来ない時や、他家に伺う時はお供えの他にお線香を届けましょう。
お墓は家族全員でお守りしていくべきもの。両親がご先祖様を祀る姿は後の世代に受け継がれていくことでしょう。
戦争を経験した祖父母の時代から現代に至るまで日本古来の伝統文化が徐々に薄れている様な気がする昨今。今日があるのはそれぞれのご先祖様のおかげ。忙しい毎日ですがお墓参りは行かないとですね。
岡山にある西田家の代々墓にもここ何年も行ってないなぁ~。
連休とってたまにはご先祖様に会いにいきますか!