【激変する車種構成とタイヤに対する要求性能】
ブリヂストンがまとめた参考資料。
それは国内のリプレイス(市販)市場における車種構成の推移。
1年以内に市販用タイヤを購入したユーザーの乗っている車種を独自に調べたデータです
が、2005年から2013年の構成比の変化を見てみると…
■軽・コンパクトカー 25%⇒38%
■ミニバン 27%⇒30%
■セダン 22%⇒12%
■その他 27%⇒20%
となっています。
ここ8年間で軽・コンパクトカーは13ポイントも構成比がアップ。
ミニバンも3ポイント増加して、その分セダンが10ポイント、
その他は7ポイント構成比を下げました。
それに付随して興味深いのは、こうした車種によって、
ドライバーのタイヤに求める要求性能に、かなりの違いがあることです。
3車種ともに「ウエットグリップ」が第1位ですが、
セダンの場合は2位が「高速直進安定性」、3位「静粛性」と、
走行性能や快適性に対する項目が上位なのに対して、
軽・コンパクトカーは2位が「燃費」、3位が「ライフ」と、
経済性に関する要求が上位を占めています。
我々タイヤ館スタッフはこのようなデータを元に、
一人一人に合ったタイヤをお勧めしています。
◆車重を支える。
◆路面からの衝撃を和らげる。
◆動力を路面に伝える。
◆方向を転換、維持する。
これらタイヤの4大機能と言います。
すべてタイヤが行っていることです。軽自動車から高級輸入車まで同じです。
タイヤに対して関心を持つということは、
安全、安心にも気をつけているということです。
普段、当たり前のように使っている自動車ですが、
空を飛ばない限り、まだまだ当分タイヤの時代は続きそうです(^_^)/