スタッフ日記

スタッフがさまざまなテーマでクルマに関する情報をお伝えします。

バッテリー端子の錆び

2014年2月11日

車のバッテリーの端子部分に青い粉の様なものが噴いています。

さてこれはなんでしょう?

青い粉の正体は「緑青(ろくしょう)」です。

緑青とはバッテリー内の希硫酸にターミナルの銅が反応して化学変化を起こした「サビ」みたいなものです

バッテリー端子その物は鉛ですが、鉛端子に接続されてるケーブル線の端子は銅です。

銅の錆びを「緑青」と言います。

緑青が吹く程の錆びを放置してると「接触不良」の元ですから、綺麗に錆びを落としましょう。

手順は、

1、マイナス側の銅端子のナットを弛めて外す

2、プラス側の銅端子を同じように外す

3、バッテリー端子をサンドペーパー(紙ヤスリ)で磨く(錆び落とし)

4、銅端子の錆び(緑青)を同じように落とす

5、銅端子の内側はサンドペーパーを割り箸等に巻き付けて磨く

6、端子が綺麗になったら、プラス側端子からバッテリー端子に取り付ける(ナットはシッカリ締める)

7、最後にマイナス側端子をバッテリーに取り付ける

バッテリー端子の接触が悪いと充電もまともに出来ないですし、セルを廻す時も大きな電流が流れ難くなります。

しかし、そこまで放置してたバッテリーなら、バッテリーの寿命になってるかも知れませんので、最悪はバッテリー交換をオススメ致します。

交換目安は早い方で2~3年。長い方で3~5年。使用状況によって異なります。

週末しか乗らないサンデードライバー。毎日乗っていても近所しか走らないチョイ乗り運転は寿命が短くなる傾向にあります。

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