スタッフ日記

スタッフがさまざまなテーマでクルマに関する情報をお伝えします。

心臓移植経過①

2013年11月6日

店長号の平成元年式C33ローレル。今年で24歳になりますが、奈良県から送られてきたECR32

(RB25DE)スカイラインの新規ドナーエンジンを見つけ順調に乗せ換えしております。手術室

はいつもお世話になっているかかりつけのお医者さん「DANDY」。

エンジン乗せ換えはもちろん、現車でのコンピューターセッティングなど完熟したクルマ好きの

集まるチューニングショップです。タイヤホイール、足回り、マフラー、エアロパーツ、このあ

たりのドレスアップを終えて、まだクルマをどうにかレベルアップしたい方。

人より速く走りたい。愛機の性能をさらに引き出したい。そんな方はチューニングショップのお

世話になるしかありません。しかし、チューニングショップは敷居が高いのが通常。

いろいろなパーツを勧められ、そのチューニングショップのデモカーにされるか、余計なものま

で装着され、気が付いたら残るのはローンの支払いだけ・・・・。

しかし余計なパーツを色々付けたもんだから、調子が悪い。異音がするのが当たり前だと思った

り、加速時にもたつくのが当たり前だと思ったり、「まあしょうがないのか?」・・・・と。

「チューニングカーはアイドリングも安定せず、低速はスカスカ、上でドッカン。これが当たり

前か」と・・・・・・

いわゆる、チューニングショップに洗脳させられているのでしょうか?!

宗教と同じで、そのチューニングショップの方針に従わなければいけない。

そんな敷居の高い、入りにくいチューニングショップが過去にはたくさんありました。

今でも、カー雑誌によく出ているショップもありますけど・・・・。営利目的第一でやっている

お店はそのうち自然淘汰されます。

お金を落とさないお客さんはそのうち相手にしなくなるから・・・。

そしてお客さんが来なくなったショップはその後ジリ貧状態。

既存客を無視した対応の「ツケ」が回ってきます。

そしてお客さんの来なくなったショップは淘汰されます。

目先の利益ばかりに食いつくと短命に終わります。

お客さんも洗脳から解放されるとだんだん気づいてきます。

「自分は騙されていたんじゃないかと」。

そして残る支払いを抱えつつも、調子が悪くなった愛機をまたどこか面倒見てくれるチューニン

グショップに持っていく。だいたい嫌がられます。なぜなら他でイジったクルマはリスクが高い

から。請け負って壊れたら最後に手を付けたショップのせいにされるから。

しかし「DANDY」ではこのような他でボロボロにされたチューニングカーの駆け込み寺で

す。DANDY田中氏のクルマと対話する特殊能力で不調だったクルマがみるみる元気を取り戻

していきます。まるで1985年〜1992年にNHK教育で放送されていた小学1年社会向け学校放送

番組『それいけノンタック』の様です。

※のんびり屋の少年ノンタックが、大好きなおばあちゃんにもらった魔法のめがねの力で、住ん

でいる町や学校などの身の回りにあるさまざまなモノたちに話しかけ、社会の仕組みを学ぶ物語

でした(=^・・^=)。懐かしい~!

そんな駆け込み寺の風景を店長は幾度となく見てきました。

DANDYではチューニングの相談はもちろん、人生相談にくるお客様も多いです。ただお茶を

飲みにくる方も・・・・。肩ひじ張らなく、気さくに答えてくれる「DANDY田中」氏の人柄

に皆さん集まってくるのでしょうね(^_^)/

長くお医者さんとお付き合いするには、腕(技術)はもちろん、何でも相談できる所がやっぱり

良いですよね(^_^)/

①写真上からエンジンオーバーホールのR32GT-R。

真ん中がエンジン5基目に乗せ換えの店長号。

右が来年のユタ州ボンネビルでの最高速レースに向けて制作中のR34GT-R。雑誌オプション

でも取り上げられていますね!

②今回廃棄するRB25DEエンジン。使用できるパーツは今度のエンジンに付け替え古いパーツ

を処分します。ご愁傷様でした<(_ _)>

③無事に新規ドナーエンジンがクルマに乗り始動チェックを行います。

DANDY田中師匠の下、修行中のメカニックSモトさんが整備していきます。

カレンダー

2024年 4
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930