フジテレビの朝の情報番組「とくダネ！」で、原油高騰のあおりを受けた輸送業界の燃費対策特集を行っていた。

この原油高騰の時代で輸送業界は悲鳴を上げている。なんてことは、みんな知っていることだが、輸送業界(車を作っている会社・輸送を行う会社などなど)の涙ぐましい燃費節減の努力は余り知らなかった。

まず驚いたのが、何とかタコメーター(何とかの部分は忘れました)。

ドライバーの運転状況を音声で伝え、データで残すシステム。

なので、運転中に「急加速です！」等と音声で、燃費悪化に繋がるような運転に注意を促したり。また、ドライバーの運転のデータをとることで、燃費悪化に影響しそうな運転の仕方を把握できるようにしたり。…確かにこれは、プロ意識を持ったドライバーには良い「ＥＣＯ刺激」を与えられるようなシステムだと思った。何より、ドライバーの運転技術・腕で、燃費節減を目指す！というのがカッコ良いではないか。

次に、飲料品の輸送トラックを造るメーカー(多分、トラックの荷を積む部分を造っている会社)の取り組み。…このメーカーの取り組みも、思わず感嘆のため息をついてしまうような努力だった。

まずは、トラック荷台の骨組みの軽量化。穴を開け、四角い骨組みの一部をなくし、コの字形にすることで大幅軽量化。さらに１グラムにこだわり、鉄骨を留めるボルトの軽量化。

これが凄い！ボルトの頭部分抉り、従来２０ｇあったものを１８ｇに！！

塵も積もれば……総計１２５ｋｇ(だったと思う)の軽量化に成功。今も尚、技術の進歩に日夜邁進しているという。

そして驚きなのが、最後に、燃費節減の取り組みの一つとして……ブリヂストンのタイヤが紹介された！！！

大きなトラックを保有する輸送会社の人が、

「はじめの出費はあるが２～３ヶ月で取り返せる」

とのコメントから始まり。トラックのタイヤが映し出される。

(なんだ？)と思うと、……どこかで見たロゴが！

ブリヂストン！！

トラック業界の方などはよく知っていることなのかもしれないが、ブリヂストンのタイヤに「エコピア」というトラック用のエコタイヤがある。

映されたのは、小平にあるブリヂストンのタイヤやゴム製品が見られる博物館。

ブリヂストンの方が「エコピア」の解説をする。

大きな特長は「転がり抵抗」の低減！……溝の彫り方を変えることで、タイヤが転がる時の余計な抵抗をグンと減らし、尚且つグリップ力も強化しているのだという。余計な抵抗が減る＝省燃費性アップ！

「おぉ！」

（カタログを見ると、ゴム質自体も「ＥＣＯコンパウンド」を使用しているようだ）

このご時世、来店されるお客様には、エコ対応タイヤをオススメはするが…。

確かに、日頃道行くトラックを見ていると、ブリヂストンのタイヤを着けているのをよく目にする。……燃料費の上がり下がりが、直接死活問題に繋がる輸送業界の方が、ブリヂストンのタイヤを選んで下さっているということだろう。そして、実際に省燃費性の高さが、車に乗るプロの方から支持されているということなのだから、嬉しい事実であり、一般のお客様にも伝えるべきポイントなのかもしれない。

担当者：ミドリマル