カムリHV パナソニックカオスHV 専用バッテリー交換
カムリHVの補機バッテリー交換です。
HVカーにはメインバッテリーと補機バッテリーがそれぞれ搭載されています。
つまりバッテリーが2つあるということです。
メインバッテリーはHV車の駆動モーターとして使用されています。
一方補機バッテリーはHVシステムを起動させたり、車内の電装品などを動かすために使われています。
メインバッテリーは特別のことが無い限り交換する機会はほとんどありませんが、補機バッテリーは定期的な交換が必要です。
HV車の補機バッテリーはHV車専用のものを使用します。
専用バッテリーはトランクや車内に搭載されているケースが多いです。
バッテリーは、化学反応によって電気の放充電をしています。
充電する際には、水が分解されて水素ガスが発生するため、ガスを逃がすための通気孔が必要になります。
この水素ガスですが人が吸い込んでしまったり、引火すると大変です。
ボンネット内にバッテリーがある場合にはその心配はありませんが、室内にバッテリーがある場合にはガスを室外に逃がす必要があります。
その為、HV専用バッテリーの多くにはガスを室外に開放するための特別な通気孔が本体についています。
普通のカーバッテリーを使用すると思わぬトラブルになりますので十分注意してください。
今回はパナソニックのカオスHVを交換しました。
バッテリーはトランク内にあります。
交換の方法は基本的にどの車も同じですね?
サクッと交換して作業完了です。
これで安心してお乗りいただけますね。
ご利用ありがとうございました。
担当者:池田
スズキ エブリイ O2センサー 交換
突然エンジンチェックランプがついた!
なにこれ?
いつもご利用いただいているエブリイのお客様です。
ある日突然、メーター内のエンジンチェックランプが点灯しました。
エンジンは普通にかかっているし、走行していても特別違和感がないのに・・・
なにこれ?
車には何らかの異常が発生するとそれをお知らせする自己診断機能というものが備わっています。
異常を検知するとメーター内にエンジンチェックランプが点灯します。
ただし、どの部分の異常なのかは診断機などを使わないと具体的にはわからないことが多いです。
今回のお客様もどの部分の異常なのかはこの時点では分からないので、すぐにご来店いただき診断機をつないでみました。
原因は「O2センサー異常」でした。
我々にとっては良くあるケースではありますが、初めて目にするエンジンチェックランプに驚かれるお客様は多いと思います。
「O2センサー」はオキシジェンセンサーというもので、車から出る排気ガスの酸素濃度を測るものです。
排気ガス内の酸素量を測ることで燃料の噴射量に対して酸素が多い、少ないを判断し、燃料の噴射量を調整するための結構重要な部品です。
エンジンはガソリンを燃焼させることで動きます。
ガソリンの燃焼には「酸素」が欠かせません。
ただし、酸素とガソリンの量(混合比)がいい加減だときちんとした燃焼が起こらず、エンジンがスムーズに動かなくなったり、有害物質が車からまき散らされてしまいます。
「O2センサー」はそれをコントロールするために必要な部品なのです。
早速部品を取り寄せ交換しちゃいます!
車によってセンサーがついている位置は違いますが、基本的にはマフラーにネジで固定されています。
交換が簡単な車もあれば「こんな場所になぜ付けた?」と思うような車もあったりします。
今回のお車はシート下から簡単に交換ができました。
交換後はエンジンチェックランプも無事に消え元通り!!
これで安心してお車をお使いいただけますね?
ご利用ありがとうございました。
担当者:池田