メルセデスベンツVクラス(W639)
2代目Vクラス(2004年~2014年:W639)です。
メルセデス・ベンツ Vクラスは、ドイツの自動車メーカーダイムラーがメルセデス・ベンツブラ
ンドで展開するミニバンタイプの乗用車。
メルセデス・ベンツのラインナップの中で1BOXタイプのミニバンとしては唯一の車種であり、
3列シートを備え、乗車定員は6名または7名。
基本は二輪駆動ですが、オプションで四輪駆動が選べます(日本仕様には未設定)。
ヨーロッパでは商用車タイプ(ヴィトー)も存在し、警察用車両、救急車などにも広く
使われています。
タイヤサイズは225/55R17、245/45R18。荷重指数を表すLI(ロードインデックス)は商用車
タイプ並みの高いLIが標準装着。純正はコンチネンタル製が多いです。
そんなVクラスはタイヤ交換時、ジャッキアップモードがあります。
リヤエアサスをぶっ壊さないようにタイヤ専門店では常識です。
世界のインポートカーが訪れるタイヤ館西荻窪ではマストです。
リヤゲートを開けると、右側にジャッキアップモードのボタンがあります。
2代目(2004年~2014年)W639
【ビアノ時代】
2代目はVクラスではなく、新車種のビアノ(Viano )として2003年から販売されました。日本に導入されたのは「3.2 アンビエンテ」「3.2 アンビエンテ ロング」「3.2 トレンド」の3モデル。エンジンは3.2L V6に統一され、駆動方式は初代と異なり、自社製乗用車のコンポーネントが活用できる縦置きエンジンのFR。
「トレンド」より「アンビエンテ」の方が装備が充実。「アンビエンテ ロング」は、「アンビエンテ」とホイールベースは同じだが、ボディーの後方荷室を約25cm延長したもの。
【再びVクラスへ】
2006年11月のマイナーチェンジでそれまでの名称であったビアノから、モデルチェンジ前の名称であるVクラスに回帰。
「トレンド」「アンビエンテ」「アンビエンテ ロング」の3モデルによる展開に変わりはなく、位置づけも変わらない。エンジンはモデルチェンジ前のMクラス(W163)に搭載されていた旧型の3.7L V6。
価格は430 - 599万円で、右ハンドル仕様のみ。また、北米では販売されていない珍しい車種。7人乗り3列シート、対座シート、電動デュアルスライディングドアなど、装備を充実させています。
2007年11月に一部改良が行われており、エンジンが3.5L V型6気筒DOHCへ変更され、出力も27ps向上。