サービス事例 / 2015年3月29日

当社で手がけた技術サービス事例をご紹介します。

メルセデスベンツVクラス(W639)

2015年3月29日

2代目Vクラス(2004年~2014年:W639)です。

メルセデス・ベンツ Vクラスは、ドイツの自動車メーカーダイムラーがメルセデス・ベンツブラ

ンドで展開するミニバンタイプの乗用車。

メルセデス・ベンツのラインナップの中で1BOXタイプのミニバンとしては唯一の車種であり、

3列シートを備え、乗車定員は6名または7名。

基本は二輪駆動ですが、オプションで四輪駆動が選べます(日本仕様には未設定)。

ヨーロッパでは商用車タイプ(ヴィトー)も存在し、警察用車両、救急車などにも広く

使われています。

タイヤサイズは225/55R17、245/45R18。荷重指数を表すLI(ロードインデックス)は商用車

タイプ並みの高いLIが標準装着。純正はコンチネンタル製が多いです。

そんなVクラスはタイヤ交換時、ジャッキアップモードがあります。

リヤエアサスをぶっ壊さないようにタイヤ専門店では常識です。

世界のインポートカーが訪れるタイヤ館西荻窪ではマストです。

リヤゲートを開けると、右側にジャッキアップモードのボタンがあります。

2代目(2004年~2014年)W639

【ビアノ時代】

2代目はVクラスではなく、新車種のビアノ(Viano )として2003年から販売されました。日本に導入されたのは「3.2 アンビエンテ」「3.2 アンビエンテ ロング」「3.2 トレンド」の3モデル。エンジンは3.2L V6に統一され、駆動方式は初代と異なり、自社製乗用車のコンポーネントが活用できる縦置きエンジンのFR。

「トレンド」より「アンビエンテ」の方が装備が充実。「アンビエンテ ロング」は、「アンビエンテ」とホイールベースは同じだが、ボディーの後方荷室を約25cm延長したもの。

【再びVクラスへ】

2006年11月のマイナーチェンジでそれまでの名称であったビアノから、モデルチェンジ前の名称であるVクラスに回帰。

「トレンド」「アンビエンテ」「アンビエンテ ロング」の3モデルによる展開に変わりはなく、位置づけも変わらない。エンジンはモデルチェンジ前のMクラス(W163)に搭載されていた旧型の3.7L V6。

価格は430 - 599万円で、右ハンドル仕様のみ。また、北米では販売されていない珍しい車種。7人乗り3列シート、対座シート、電動デュアルスライディングドアなど、装備を充実させています。

2007年11月に一部改良が行われており、エンジンが3.5L V型6気筒DOHCへ変更され、出力も27ps向上。

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