TPMSセンサー交換
2015年3月28日
TPMS (Tire Pressure Monitoring System・タイヤ・プレッシャー・モニタリング・シ
ステム)とは、自動車のタイヤ空気圧を常時監視する装置のこと。
タイヤの内部に送信機を内蔵したセンサーを設置し、そのデータを無線でコントロールユニ
ットへ送ることで、走行中でもタイヤ空気圧をモニタリングできる装置です。
TPMSは、アメリカで起こったタイヤバースト事故をきっかけに、タイヤの安全性に関して
法規制が定められ、2007年以降はTPMSの装着がすべての新車に義務付けられています。欧
州や韓国でも法制化が進み、日本や中国でも早急な法制化が見込まれています。
TPMSは、空気圧低下を運転席に居ながら監視することが出来るため、空気圧の低下による
タイヤトラブルを未然に防ぎ、燃費の悪化を予防する、自動車の安全性の向上と省エネに非
常に効果の高いシステムです。
そんなTPMSも長期間使用していると内蔵電池の寿命がきます。使用頻度、使い方によって
変わってきますが、3年から5年が一般的。長い方は10年ほど持つようです。
今回は後付けのTPMSのセンサー交換です。
丁度タイヤ交換時期だったので新品タイヤを組み込むタイミングでセンサー交換をします。
センサーはマイナーチェンジしていた為、タイヤをバラしてみないと分かりません。
現物確認です。そして新しいセンサーを組み付け本体とセンサーを認識させる作業を1輪ず
つ行っていきます。