サービス事例 / 2014年8月7日

当社で手がけた技術サービス事例をご紹介します。

日産 プレジデント

2014年8月7日

2代目JG50(1990年 - 2002年)

JG50型から生産工場が日産の栃木工場へ移管。グレードは発売当初は油圧アクティブサスペンションを装着したベースグレードのみが用意されるモノグレード。

前年の1989年11月に登場した「インフィニティQ45(G50型)」をベースに、ホイールベースを延長、ラジエータグリルを持つ専用フロントマスクとされ、インフィニティQ45の上級車種として設定。

搭載エンジンはVH45DE型V型8気筒DOHC4,494cc。インフィニティQ45と同じエンジンですが、法人向けとしての性格上、特性が変更されています。

海外輸出は、香港・タイ・マレーシア・シンガポール・インドネシアへ向けられ、グレードは何れも「ソブリン」でした。香港地域における中文は「日産首領」。

<車名の由来>

英語で「大統領」「総裁」「頭取」「社長」「統率者」のといった日本の政治経済を動かす者が乗るのにふさわしい車といった意味を込めて命名されました。

トヨタ・センチュリー同様日本国内専用車として販売してきましたが、初代後半から2代目以降より日本の近隣諸国への輸出が目立つようになりました。

香港・タイ・マレーシア・シンガポール等、左側通行/右ハンドル方式を採用している国への販売実績もあります。

プレジデント(President )は、かつて日産自動車が製造・販売していた高級セダン。

1965年に初代モデルが発売され、以来2010年8月を以って3代目モデルが生産終了となるまで、45年間に渡り製造・販売されていました。

主に法人向け・ハイヤー向けの大型乗用車であり、日産自動車のフラッグシップモデルでした。主に日本国内における公用車や社用車などとしての使用が想定されており、トヨタ自動車の「センチュリー」が競合モデル。

ただし1980年代後半から東南アジア地域のごく一部(香港・シンガポールなど)で輸出販売をしていた様です。

専用のボディと機構を持っていた初代、2代目モデルに対して、1990年(平成2年)に発売された3代目モデルは『インフィニティQ45(初代)』、2003年(平成15年)に発売された4代目モデルは、『シーマ(4代目) / インフィニティQ45(3代目)』の、それぞれ派生モデルとなっていました。

4代目モデルが最新の安全基準を満たさなくなったことを機に、2010年(平成22年)8月をもって生産を終了。

純正タイヤサイズは215/65R15。

Y31、Y32シーマ、初代セルシオ、初代エルグランド等と同じサイズです。

平成初期はまだ15インチが主流でしたね~。

それが今では17インチ、18インチが当たり前。

ブレーキの大型化でホイールが大口径化された訳です。

より安全なクルマへと進化するとタイヤ代は右肩上がりになります(-.-)

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