本日は70系ヴォクシーの車検整備。

走行距離は少なめでしたが、足回りの“ある部品”が交換時期を迎えていました。

その部品の名前は…スタビライザーリンク。

 カーブを曲がるとき、車体がぐらっと傾くのを抑えてくれるのがスタビライザー。

そして、そのスタビライザーをしっかり支えているのがスタビライザーリンクです。

いわば、「ゆれる車体を必死で支える縁の下の力持ち」。

車にとっての“肘や膝の関節”みたいな存在です。

今回外した部品は、ゴムブーツが破れ、中のグリスが飛び出していました。

関節部分がカサカサになり、「ギシギシ…」と異音が出たり、ハンドリングが悪くなる原因になります。

左右とも新品のスタビライザーリンクに交換し、足回りはスッキリ。

これでカーブも安心、乗り心地も本来の状態に戻ります。

実はスタビライザーリンクは車検整備でよく交換になる部品のひとつなんです。

「走行距離が少なくても、こうしたゴム部品は年数で劣化します。

大切な縁の下の力持ち、時々点検してあげてくださいね。」