走行過多・高年式車両に起こりがちな足廻り（ショックアブソーバー）の不調。経年劣化でガスが抜けたり、オイルが漏れ出たり・・・。そうなると、衝撃の吸収が不十分になり乗り心地が悪化したり、異音や振動が発生したりして快適性が損なわれることがあります。

対策は、足廻りの新品交換。

足廻りの交換は車高を上げたり下げたりすることばかりでなありません。「足廻りのリフレッシュ」も重要なことです。

今回の足廻りの交換作業は車高は上げません、下げません。ノーマル同等の製品に交換です。

＜＜作業詳細＞＞

車種：ホンダ　フリード（GP3）

足廻り：KYB　NEW SRスペシャル

日常の走りをより快適に

NEW SR SPECIALは純正ショックアブソーバと同等の形状を採用、耐久性など品質はそのままに減衰力特性を最適化することでクルマの「走る」「曲がる」「止まる」といった基本性能をしっかりグレードアップさせながら「乗り心地」とのバランスをコンセプトに開発しています。

「硬くないけどシッカリ！」普段使いの軽快なカジュアルシューズを履いた感覚で安心して走れる、なんか運転がうまくなった？と思わせるショックアブソーバに仕上げています。（車検対応品）

（メーカーHPより抜粋）

 

 

純正とほぼ同じ形状の「KYB　NEW SRスペシャル」。水色のアブソーバーは昔からの設定です。

交換作業に入ります。

足廻りを外します。ボンネットを開けカウルトップのパネルを外すとアッパーマウントが見えてきますので少し緩めていきます。

後輪側も同じ。

ショックアブソーバーに取り付けられてるブレーキホース・ABSセンサー、スタビライザーを外してから本体を車両から取り外します。

交換後、鮮やかなブルーが映えます。

スプリングはノーマル（純正）使用します。

後輪側の交換です

アライメント調整作業で足廻りの数値を整えます。

走行を重ねて傷んでいたショックアブソーバーから新品に交換したことからやや車高が上がりました。これが本来（新車当時）の車高です。見た目ではノーマルですが乗り心地、フィーリングは大きく改善したはずです。