サービス事例

当社で手がけた技術サービス事例をご紹介します。

日産デイズルークス(B21A) カワイ製作所 補強パーツ取付

【日産 デイズ ルークス その他 パーツ取付 > 各種用品取付】
2017年11月15日

日頃から公私ともに大変お世話になっているお客様からこんなご依頼をいただきました。

「今乗っているデイズルークスが走行中ものすごくふらつくので何とかしてほしいんだけど・・・頼むよ~社長~」

 

 

確かに、最近の背の高い軽自動車は広く居住性は向上しましたが、その反面、走行安定性は少し置き去りにされた感があります。

メーカーもそれなりに工夫をしているのでしょうが、そもそもスピードを出してキビキビ走るための車ではないので、そのあたりのバランスが非常に難しいのかもしれません。

それでも、大事なお客様の要望に少しでも応えるため、色々な方法を提案させていただきました。

まず、走行安定性を上げる一番の近道は「ダウンサスの取り付け」「車高調の取付」「ショックアブソーバーの交換」などの方法があると思います。

足回り周辺パーツには車を支えるだけでなく、路面からの衝撃を吸収したり、車の挙動をコントロールする役割があるからです。

しかし、お客様からは「車高は落としたくないし、費用も抑えたい」と言われていましたので、この方法は今回は見送ることに・・・

そこで、次の手段、「補強パーツの取付」を検討することにしました。

 

 

車は硬い鉄でできた乗り物ですが、車が動くときには少なからずその硬いボディーや周辺パーツにはわずかな「歪み」や「ねじれ」が発生します。

それを少しでも解消し、サスペンションの働きを助けるパーツが「補強パーツ」と言われています。

前後のストラットバー、ボディ下に付けるロアアームバー、メンバーの動きを抑えるメンバーブレースなどのパーツが一般的です。

しかし、補強パーツは車種によりデザインも形も違うため、全ての車種に細かな設定があるわけではありません。

今回のデイズルークスも補強パーツの種類があまり多くなく、結果的には「カワイ製作所」から出ているパーツを選ぶことになりました。

 

 

あまりガチガチに硬くしても意味がないので、今回は「フロントストラットバー」&「リアモノコックバー」の2点を取付ることに!!

早速車をお預かりし作業開始です。

 

 

フロントストラットバーは簡単に取付できると思ったのですが、非常に狭かったため結果的にワイパーやカウルトップを全て外して取付しました。 「急がば回れ」です!

 

 

リアのモノコックバーはボルト2本ですので、簡単に取付ることができました。

 

 

取り付け後に試乗をしてみましたが、あまりのしっかり感に驚きました。

あんなにフラフラしていた車がキビキビ動き出します。

ローダウンスプリングや車高調と併用すればさらに効果が期待できるのでしょうが、ノーマルの足回りでも十分満足できる仕上がりでした。正直驚きです。

 

もちろんお客様にもご満足いただけたことと思います。 

ご利用ありがとうございました。

 

足回り、補強パーツのご相談もタイヤ館瀬谷までお気軽にどうぞ!

 

担当者:池田