サービス事例

当社で手がけた技術サービス事例をご紹介します。

ベンツB180 ブリヂストンS001ランフラット 交換

【メルセデス・ベンツ Bクラス タイヤ】
2017年9月13日

ベンツのBクラスのお客様よりお電話がありました。

「今日から旅行へ出かけよと思って自宅を出発したら違和感を感じて・・・このまま出かけるのは怖いのでタイヤを見ていただけますか?」

「車のメーターにもパンクしています!と警告表示が出ているんですが、目で見ても何ともないんです」

 

 

 

かなり不安なご様子でしたので、ご来店いただければすぐに点検する旨を伝えてお客様のご来店をお待ちしておりました。

お電話で車種はお伺いしていたので、万が一タイヤ交換になった場合に備えて、お店や周辺店舗の在庫も調べておくことしました。

15分後・・・お客様がご来店になられました。

すぐにピットに車を入れタイヤを点検してみると、案の定1本タイヤがパンクしていました。

しかも、縁石か鋭利なものにタイヤがぶつかってしまったようで、パックリ破れています。

 

 

しかし、お客様がタイヤを見てもパンクしているようには見えなかったそうです。

それもそのはず!!

実はこちらの車両についていたタイヤは「ランフラット」タイヤでした。

「ランフラットタイヤ」とは、空気圧がゼロになっても、所定のスピードで一定距離を走行可能なタイヤです。スペアタイヤへの面倒な交換が不要ですので、非常に便利なタイヤでもあります。

ですが、パンクしても走れるように設計されているため、非常に硬く、空気が抜けてもパンクしていると気が付きにくいという不便さもあります。

そのため、今回のようにパンクしても目で見ただけではなかなか判断がつかない場合もあります。

そのような問題を解決するために、ランフラットタイヤ装着車のほとんどが、パンクを感知し知らせるセンサーがついていることが多く、パンクするとメーター周辺に異常を知らせてくれます。

 

タイヤがこのような状態ですので、当然ですが、すぐにタイヤを交換しなければいけません。

事前に調べておいたサイズと銘柄がピッタリでしたので、すぐにタイヤを手配し交換させていただきました。

交換したタイヤはもちろん「ポテンザS001 ランフラット」です。

タイヤサイズは225/40R18になります。

 

タイヤ交換が終了したら空気圧のリセット作業を行います。

車が異常を感知し、一度「パンクしている」と判断してしまっているので、タイヤを変えただけではエラー表示は消えません。

車の取り扱い説明書にも書いてありますが、正しい手順で操作しリセットします。

それほど難しい作業ではありません。

 

タイヤ交換&リセット作業を終えれば完成です。

 

 

お客様に車をお返しさせていただきました。「これで安心して出かけられる」と喜んでいただけました。

ご利用ありがとうございました。

 

ランフラットタイヤは特殊なタイヤです。交換はぜひタイヤ専門店の当店へお任せください!!

 

担当者:池田