サービス事例

当社で手がけた技術サービス事例をご紹介します。

GSユアサ 高性能バッテリー エコアールロングライフ セレナアイドリングストップ車のバッテリー交換

【日産 セレナ メンテナンス商品 パーツ取付 > 各種用品取付】
2016年10月1日

車検で入庫したセレナです。距離はさほど乗られてはいませんでしたが、これまで定期的なメンテナンスをされていなかったようで、エンジンオイル・バッテリー・ワイパーなどの基本メンテナンスを中心にしっかりと整備させていただきました。

ちなみにこちらのセレナはアイドリングストップ車です。

今では当たり前のように普及したアイドリングストップ車。交差点などで信号待ちをしていた車達が、信号が変わったとたんに一斉にエンジンがかかる様に一昔前は驚きましたが、最近ではそのような光景も当たり前になりましたね?

たかがアイドリング時のガソリンを抑えただけでどれだけの燃料が節約できるのか?と疑問に思うこともありますが、地球環境全体を考えた時に、世の中に走っている車が毎日10ccガソリン消費を抑えただけで、相当な資源の節約になるんだそうです。

なんでも大きな視野で物事を考えなければいけませんね?

そんなアイドリングストップ車ですが、実は従来の車に搭載されているバッテリーではなく、アイドリングストップ専用バッテリーが搭載されています。

エンジンがあれだけ止まったり、かかったりするわけですから、バッテリーにはかなりの負担がかかることになります。

そこで、アイドリングストップ車には耐久性に優れた、高性能なバッテリーが必要になります。

現在、多くのカーバッテリーメーカーから対応する専用バッテリーが発売されていますが、当店がお勧めしているバッテリーはこちら!「GSユアサ エコアールロングライフ」です。

アイドリングストップ車にはもちろんですが、それ以外の普通車にもお使いいただける使い勝手の良いバッテリーです。

もちろん耐久性に優れた高性能バッテリーで、パッケージには「GSユアサ史上No.1 200%長寿命」と非常に頼もしいフレーズが書いてあります。

今回のセレナには「S-95」という品番のバッテリーを交換させていただきました。

そして、ここからが重要なのですが、こちらのアイドリングストップ搭載のセレナには、バッテリー交換後「積算リセット」という作業が必要です。

「積算リセット」とはECMが記憶しているバッテリー放電電流の積算値を消去する事です。わかりやすく言えば「コンピューターが記憶してきた古いバッテリーの電圧や容量などの情報・それまで行ってきたアイドリングストップの回数などを一度リセットする」ということになります。これを行わないと、車両側は新しいバッテリーに交換したことに気が付かず「バッテリーが古いままだ!」と認識し、余計な制御をしてしまいます。

特にバッテリーが古いと判断した場合、アイドリングストップをしなくなります。せっかく専用バッテリーを交換してもこれでは意味がありません。しっかりとリセット作業を行いましょう。

積算リセットには専用の機械が必要になります。当店ではスキャンツールを用いてリセットを行っておりますが、ない場合はカーディーラーでリセットしてもらえるはずです。

もう一度言いますが、アイドリングストップ車には専用バッテリーが必要です。適当なバッテリーを付けてしまいトラブルにあっている方も多いと聞きます。不安な方やわからない方はぜひ当店にご相談ください。専用バッテリーも常時多数在庫しております。

担当者:池田