アルミホイール「ガリ傷」修理
何度かご紹介しておりますが、アルミホイールの「ガリ傷」修理を行いました。
運転中に道路の縁石や突起に車体を寄せすぎてタイヤをぶつけてしまうことがあると思います。
その際タイヤだけならいいのですが、当たり所が悪いとホイールにまで傷が入ることも・・・。
スチールホイールの方はホイールカバーに、アルミホイールの方はホイールそのものに傷が入ります。
せっかくボディーは無傷で綺麗にしていても足元が傷だらけに・・・なんてお悩みの方も多いと思います。
でもアルミホイールの傷は修理できます! 完全に元通りにならない場合もありますが、目立たなくなるくらいまでは修理可能です。
本日もタイヤ交換でご来店いただいたお客様より「ホイールの傷って治るの?気になってて・・」とのご相談を受けましたので、簡易修理ではありますが、やらせていただきました。
今回も比較的短時間で修理ができる「リムのガリ傷」修理です。
まず棒ヤスリで傷が目立たなくなるまで削っていきます。このとき一部分だけを削りすぎるとそこだけ凹んだようになりますので、周辺も均一になるよう削ります。
ある程度平らになったら今度はサンドペーパーでツルツルになるまで磨きます。
最初は120番くらいを使い、400番⇒800番⇒1200番 と荒さを変えながら徐々にツルツルにしていきます。
指でなぞってツルツルになったら削り作業は完了です。後はスプレーで吹いて乾かせば完成です。
この時当然ですが、周辺に塗装が付かないようにしっかりとマスキングを行ってください。
今回はシルバー色のアルミホイールでしたので、一般市販のシルバースプレーを使用しましたが、特殊な色の場合は同じ色が出ないこともありますので、その場合は専門業者にお願いせざるを得ないと思います。
天気が良かったので塗料の乾きも早く、1時間程度で修理は完成です。その後は新品のタイヤを組み付けてお客様にお返しいたしました。
お客様も「いや~目立たなくなってよかった!助かった~」と喜んでいただきうれしい限りです。
一部修理ができない箇所やカラーはございますが、アルミホイールの傷でお悩みの方はぜひ一度当店にご相談ください。
色々な修理方法をご案内いたします。
担当者:池田