RX-7(FD3S)アライメント調整
本日お電話にて「アライメント調整をしていただきたい!」とのご依頼がありました。
ピットもちょうど空いていましたし、予定の作業もある程度終了していましたので、作業をお受けいたしました。
車はマツダのRX-7(FD3S)です。「RX-7」というかっこいい車名があるのに、当店の車好きはみな口をそろえて「FD」と呼びます。
以前もお話ししましたが、この業界では「車名」ではなく「型式」で車を呼ぶ習慣があります。
代表的な車種ですと、レビン・トレノは「86」 スカイラインは「33」「34」 マークⅡ・チェイサーは「90」「100系」 ハイエースは「100系」「200系」 エルグランドは「E51」「E52」など・・・
車に詳しい人でないとわからないような「呼称」がピットでは飛び交うことがあります。
心の中では「車種で言ってよ」と思うこともありますが、業界のルールになんとなく従っている自分です。
そんな話はさておき「RX-7」いや「FD」のアライメント調整です。
マツダを代表するスポーツタイプのお車ですが、実はこの車はキャスター・キャンバー・トウが全て細かく調整できる大変珍しい車です。
車には必ず、狂った時に調整できる「調整個所」がいくつかあります。しかし、車種によりその個所は違い、最近の車は調整個所が非常に少ない車が増えています。
しかし、このRX-7は「フル調整」です。非常に時間がかかりますが、やりがいを感じる車でもあります。
今回は板金修理をされたとのことでアライメント調整を行いました。案の定、板金した左側の数値が大きくズレていましたのでしっかりと時間をかけて調整させていただきました。
工具を両手に持ち、調整のために数時間「万歳」の体制で作業を行うので、肩がこります。
アライメント調整をしながら「自分が骨盤矯正してほしいくらい!」と思ってしまいました。
数値をきれいに整えてアライメント調整は無事終了です。最後は試乗して気持ちよく走ることを確認してのちお客様にお返しいたしました。ご利用ありがとうございました。
アライメント調整は車種により料金や作業時間が大きく異なります。事前にお電話にてご確認をお願いします。また、ピットに余裕があれば飛び込みでも作業を受け付けいたしますので、遠慮なくご相談ください。
担当者:池田