レガシィ ダストブーツ&バンプラバー交換
以前クスコの車高調を取り付けさせていただいたお客様です。
仕事で車をお使いなので走行距離は20万キロオーバーですが、まだまだ調子よく走ってるレガシーです。
しかし、足回りを点検してみると案の定気になる箇所がありました。
ショックアブソーバーについている「ダストブーツ&バンプラバー」が壊れてなくなりかけていました。
ダストブーツはショックアブソーバーのピストンの部分にごみや汚れが付着しないように保護する部品です。
ショックアブソーバーのピストンは車が動くたびに上下して車の振動を抑制します。
そのピストンに汚れが付いたり傷がつくと、ピストンが正常に動かず壊れてしまうこともあります。
ですので車高調に限らず、純正の足回りでも必ずダストブーツはついています。
バンプラバーはショックアブソーバーの底付きを防止するための部品です。ショックアブソーバーについていて、車が強い振動を受け急激に車高が下がりそうになったとき、ショックアブソーバーが底付きして破損しないようストッパーの役目をしています。
実はこの2つの部品、ゴムやウレタンでできているため、ある程度の距離を乗ったり、年数が経過すると破れたり破損してしまいます。破れたり破損してもすぐにショックアブソーバーが壊れることはありませんが、やはり保護するものがなくなれば弊害が出やすくなりますね。
今回はクスコの車高調でしたので、クスコから部品を取り寄せて交換しました。
部品自体は数千円程度ですが、交換するためには足回りを一度すべて分解しないといけませんので足回り交換と同じ作業工程になります。
そのため工賃がそれなりにかかりますので、「数千円の部品を変えるだけなのに・・・」と躊躇されるお客様も多くいらっしゃいます。
しかし、たとえ小さな安い部品でもその破損が原因で大きなトラブルを引き起こすことだってあります。後でさらに余計な費用が掛かることもあります。
今回のお客様も多少迷っていましたが、やはり車を毎日お使いになるとのことでしたので念には念を入れて交換していただきました。
車を長く快適に使うためにはやはりこまめなメンテナンスは必要不可欠ですね?ご利用ありがとうございました。
担当者:池田