サービス事例 / 2014年2月12日

当社で手がけた技術サービス事例をご紹介します。

ランドローバー ディスカバリー3

2014年2月12日

ランドローバーディスカバリー3。

インド・タタ自動車の子会社のイギリス・ランドローバー社が発売しているSUVの一車種です。レンジローバーの下に位置するランドローバーの中核車。

3代目ディスカバリー(2005年~2009年)なのでディスカバリー3です。

北米では「LR3」、それ以外の地域では「ディスカバリー3」を名乗ります。

フォード傘下での初めてのモデルチェンジ車として2004年(日本市場は2005年5月)にデビュー。当初はエクスプローラーがベースになると思われていましたが、ランドローバーのオフロード性能に耐え得る「インテグレーテッド・ボディ・フレーム」という独自のシャシーが開発されることとなりました。これは、ラダーフレームとモノコックを複合した強靭な車体。

高級SUVとして生まれ変わったため、価格が大幅に上昇。サスペンションスプリングがすべてエアとなり、ABS・EBD・ETC・DSC・CBC・EBA・ARM・HDCなどやエンジン・トランスミッションなど、複数搭載されている車両コントロールシステムとエアサスを統合して制御するテレイン・レスポンスと呼ばれるシステムを搭載。SUVでは、3列目シート乗員はいわゆる体育座りになりがちですが、ディスカバリー3はワンボックス車と変わらぬ3列目シートの居住性を有している唯一のSUVです。

そんなディスカバリー3のタイヤ交換時には必ずやらないといけないのが、ジャッキアップモード。エアサスの破損防止の為にエアサスをロックします。

シフトレバー下にあるスイッチ。イグニッションONの状態でエアサスレバーをOFFにします。その後、しばらく車高が安定してからジャッキアップ。この作業をやらないとエアサスが逝きます。輸入車に多いエアサス。メルセデスベンツVクラス、アウディ、ポルシェカイエン、VWトゥアレグ、シトロエン、日本車ではランクル等もそうですね。取り扱いを間違えると大変です。

しっかりとノウハウがあるショップでタイヤ交換しましょう!

今回はスタッドレスタイヤ取り付け。現在のお持ちのスタッドレスタイヤが古い為、新品交換ご希望でしたが、今期完売。

それもそのはず、サイズは255/60R18の専用サイズ。昨年の11月、12月のシーズン中でも在庫はありませんでした。

というか、メーカーもレアサイズの為、製造していないような・・・・・。

つまりその年の冬タイヤ販売時期9月~10月までに早めにオーダー入れておかないとレアなサイズは入荷しないんです。

世界の輸入車が集まるタイヤ館西荻窪ではメインサイズのクルマから超レアなサイズのクルマまでたくさん来店されますが、毎年起こりうる生産未定サイズ。

レアなサイズすぎるとほぼオーダーメイド発注になります。事前予約が必須です。

今回のディスカバリー3は今冬の為にもうスタッドレスタイヤの予約と4月からの増税に備えて夏タイヤの予約もいただきました。ありがとうございます。

タイヤ8本予約・・・・・。液晶TVより高いタイヤ。

ん~TVが何台買えるんでしょうかね~!

「命を乗せているタ・イ・ヤ」ですから必要経費ですね<(_ _)>

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