スタッフ日記

スタッフがさまざまなテーマでクルマに関する情報をお伝えします。

自動車は燃料入れるだけではダメです。

2023年7月18日

皆さんこんにちは

夏休み前ともあってタイヤ等の問い合わせが多いですね

先日ですが、パンクからレッカーにて来店されたケースをご紹介

見て頂いた通りに非常にタイヤが減っているのが分かるかと思います。

この角度はちょうどお車からタイヤを見て頂いた角度

ちなみにパンクとの事でレッカーでしたが釘やボルト踏みが原因だったのでしょうか?

実は、内側が摩耗しすぎてバーストが原因でした。

表面からだと溝は減っているのは確認出来ましたが

正直バーストするレベルでは無かったですが

内側はかなり危険な状況です。

最終的な原因は、「お客様の車両点検不足」ですね。

幸いに事故等には繋がりませんでしたが

ご旅行中との事だった為 お車に多数乗車されていました。

本当に何もなく良かったと思います。

あまり見る機会が無いと思いますので

このレベルまで摩耗が進みますとタイヤの内側はこんな感じになります

名称で言うとインナーライナーと言う部分ですが

伸びきってしまってブヨブヨになってますね

皮一枚の状況です。

結構古いタイヤなんでしょう??って思われるかもしれませんが

2019年製造でした。約4年前になりますね

特にビックリするほど古くも無く

恐らくタイヤローテーションの実施も無く

空気圧点検もされていなかったので摩耗が早まったのも原因ですね

ちなみに入庫時は指定空気圧は240k㎩のところ180kpaしか入っていませんでした。

この暑い季節でここまで圧が低いのはかなり危険です。

お問い合わせからも「車検の時に交換勧められた」「ガソリン入れたときに交換勧められた」

のお話をよく聞きますが日頃のチェックはドライバーさんの義務ですので

ご指摘されてからではなく「交換した方が良いか?」の問い合わせが多くなって欲しい所ですねw

 

今回このブログを読んでいただいた方に知って頂きたいことは

こういったタイヤの状況で街中を走行されている車両がかなり増えている」と言う事

私ももちろん運転しています。

ここ1年ほどの間でタイヤ不良をよく見受けるようになったので

何かトラブルに巻き込まれない様に車間距離はかなり意識して空けるようにしています。

ちょっとした自己防衛ですね

 

もし、点検方法を確認したい方がおられましたら

無料でお教えできますのでご来店頂ければ幸いです。

担当者:林