アライメントのお話し②〜弄った車のアライメント〜
皆様こんにちは^ ^
毎日毎日暑い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか?
本日のお題は、前回に続きまして、アライメントのお話し第二弾でございます。
前回までは、何故アライメントを取る必要があるか?
という点について、書かせていただきました。
そちらをまだ読まれていない方は、まずは下記URLをチェック!!お願いします^ - ^
https://www.taiyakan.co.jp/shop/hiratsuka/diary/1040278/
今回は、一歩踏み込んで、足廻り等変更している車両のお話しです!
基本的には、足廻りを交換した車でも調整を行う!というのも
大前提ではありますが、調整幅、又、変更することで多少の味付けが変わる場合もございます。
今回は、そのあたりに着目してお話ししていきますヽ(^o^)
先ずは、足廻りを、交換してアライメント調整前を見ていくと。。。
何台か、過去のデーターを先ずは下に貼りますのでご覧下さい↓
車両により、若干の差はありますが、画像からもお分かり頂けますよう、
7〜8割の車が、足回りの変更で車高を落とした場合、フロントのトー角はアウト方向(人間で例えるならガニ股ですね)、リアのトー角はイン方向に振れていきます。
また、キャンバー角に関しても寝ていく方向性(一部トヨタ、日産のコンパクト系車輌は例外がございます)ですので、そのまま乗ってしまうと、
フロントタイヤの極端な内ベリ↓
や、雨の日のABSの介入が極端に早い、直進安定性の低下などを引き起こします。
また、リアに関しても、極端なトーインは、燃費の悪化、轍に車が取られやすくなる、タイヤの表面が、ささくれのように減る、フェザーエッジ摩耗の発生など問題を引き起こします。
他にも、フロントのキャスター角と言われる部分が変わってくることで、フロントタイヤの減り方等も変わってきますが、ここはまた別の機会に!!
さてさて、話は戻りまして、そんな車高変化により狂いに狂ったアライメントを直す訳ですが、基準値はあくまで純正の基準値ですので、車高変化により直し切れないキャンバー等に対してのつじつまをトー角で合わせる必要があります!
わかりやすく考えてもらえるようにタイヤを10円玉に置き換えて考えてみましょう!
上の図のように、真っ直ぐに立った10円玉は転がすと真っ直ぐ転がるのは想像できますね?
では下の画像の場合はどうでしょうか?
この場合、寝ている方向に10円玉は曲がって転がりますよね?
タイヤにも同じことが言えまして、キャンバーが着く=上の10円玉と同じ事が、各々のタイヤで起こっています。
ですので、本来は、打ち消し合う方向性にフロントタイヤのトーを持っていかないと、ハンドルで、ブレーキが掛かってしまっているのと同じことになり、タイヤの一部が極端に減るっという現象になるわけです( ; ; )
ただし、コレが、リアになりますと、話は変わっていきまして、車を真っ直ぐ走らせる為と、進行方向をしっかり出す、平に減らす為にトー角は若干インに強くするというふうになったりします。。
あとは、輸入車の場合は、走行時のフロントのアライメント変化を見越して、数値が国産と変わってきたり…とこの辺は、経験と、どれだけ乗って感じ取って、調整しているかの経験もあります↓
当店では、各車種、各ジャンルとも、幅広く対応しておりますので、「アライメントとってもハンドルが流れる」、片減りが極端、、、などでお悩みの際は、是非一度ご相談下さい!
担当者:金石