【ホンダ・ストリーム・RN6】タイロットエンドブーツ交換
本日は当店の常連様、I様のストリームの作業内容をご紹介します。
定期的に入庫させて頂いている車両ですが、実は以前から気になっている部品がありました。
タイヤのホイールバランス調整のついでに、お客様から要望もあったので点検してみると、、、
破れていました。以前からひび割れが気になってはいたのですが、寒さの影響なのかとうとう限界を超えていました。
これはタイロットエンドブーツといって、ハンドルの動きをタイヤに伝えるタイロットというパーツの関節部分を保護しているカバーです。
関節部分にゴミが入ったまま作動するとパーツが壊れてしまうので、異物混入を防いでいる部品です。
ちなみに、ここが破れて中のグリースが飛び出していると保安基準に適合しないので車検にも不合格となります。
几帳面なI様のお陰で今回は早期発見できました。
右側は破れていましたが、左側は辛うじてひび割れのみで留まっていました。当然、どちらも新品にさせていただきます。
関節部分を清掃し、新しいブーツにグリースを注入して組み付けます。
とても地味な部分ですが、非常に大切な役割を担っている部品です。
そして、作業にあたってタイヤの方向を司る部品を分解しているので、念のためにアライメントに狂いが出ていないか測定をさせていただきました。
結果、ズレは出ておらず調整は不要でした。
ブーツ関係などは、業界では12ヶ月点検や車検でしか点検しないことが多いようですが、当店では無料点検の範囲で見させて頂いています。
I様、本日もご利用ありがとうございました!
今後とも宜しくお願い致します!
担当者:西中